難航する選手登録とストライカー補強の動向

クラブの財政状況を立て直すべく、ホセ・イグナシオ・ナバーロSDを中心とするフロント陣は奔走しています。アコル・アダムスをヴェネツィアへ売却(固定1680万ユーロ+条件次第で最大2350万ユーロ)したことで大きな資金を得ました。また、クラブ史上最悪の補強の1人とされるタンギ・ニアンズをリールへ放出し、移籍金はゼロだったものの給与の70%を免除することで多大な経費削減に成功しました。さらにフアンルやラファ・ミルの放出によってもサラリーキャップに余裕が生まれつつあります。

しかし、現時点でリーガ・エスパニョーラに登録されている選手は14名のみであり、ホン・グリディ、オディッセアス・ヴラホディモス、フアン・イグレシアス、アルナ・サンガンテ、フリオ・ディアス、フラン・ゴンサレスといった新加入選手6名はまだ1人も登録を完了できていません。登録済みの14名の中には、ホアン・ジョルダン、ファビオ・カルドソ、フェデリコ・ガットーニ、マルカオといった明確な放出候補(戦力外)の選手も含まれています。また、チデラ・エジュケはオランダ合宿に参加させず、他クラブからのオファーを受け入れるよう促すために居残りさせられています。クラブはルシアン・アグメやキケ・サラス、カルモナへのオファーも待っている状況です。開幕戦への出場自体に問題はありませんが、9月2日の市場閉幕までに人員整理と登録を終える必要があります。

補強面では、攻撃陣の強化が急務となっています。ルイス・ガルシア・プラサ監督はスタメンクラスと控えの2人のストライカーを要求していますが、ニール・モペイ(買い取りオプション非行使)とアレクシス・サンチェスの退団により、現在はイサク・ロメロ1人に重圧がかかっている状態です。ナバーロSDはボーンマスのエネス・ウナルの状況を問い合わせています。パルマがダビド・ロメロを、トルーカがフェデ・ビニャスを横取りしたため、ターゲットを切り替えた形です。また、スポルティング・ブラガのフラン・ナバロにも関心を寄せています。

一方で、前任のアントニオ・コルドンSDが過去2回の市場で獲得を試み、移籍金1200万ユーロのオファーまで提示して拒否されたエンツォ・モレベ(オリンピック・リヨン)については、現在トロワやル・アーヴル、ニースが獲得を争っていますが、セビージャは今回は獲得に動いていません。売却によって得た資金をいかに安価で良質な補強に繋げられるかが、ナバーロSDの真の手腕を問われる試金石となっています。

(via Estadio Deportivo) / (via ElDesmarque)