育成戦略の実効

イタリアの地でレッチェのプリマヴェーラ得点王(21ゴール)に輝き、セリエAデビューを果たした元ベティス下部組織のFWパコ・エステバン。レッチェが2030年までの契約延長に動き出したことで、ベティスが仕組んだ『売却後収益(Monetización en diferido)』戦略が大きな実を結ぼうとしています!

2024-25シーズンにベティスJuvenil Aで40試合20ゴールを記録し、コパ・デ・カンペオーネス制覇に貢献したベレン・エステバン。今夏、複数クラブからの関心の中でレッチェへ移籍しましたが、カンテラ責任者のミゲル・カルサードは抜かりない契約を交わしていました。

ベティスはトップチーム昇格に伴うボーナス条項に加え、将来の他クラブへの売却時に発生する移籍金の一部権利をしっかり保持。セリエAで評価を高めるベレン・エステバンの活躍により、ベティスは一銭もかけずに将来的な莫大な移籍金収入を手にする権利を確保しています。(via ESTADIO デポルティーボ・ラ・コルーニャ)

カンテラ出身の覚悟

💚 今夏移籍市場の最終日に550万ユーロでラシン・サンタンデールへ完全移籍したパブロ・ガルシア。U-21スペイン代表で8試合7ゴール3アシストと爆発的な活躍を見せる20歳の逸材が、ベティスへの想いと覚悟を語りました!

ベティスの下部組織で15年間を過ごし、Division de Honorの最多得点記録を保持するパブロ・ガルシア。ベティス側は彼の将来的な大化けを確信し、経済的権利の50%と優先交渉条項を保持して送り出しました。

U-21代表でルーマニア相手に3ゴール1アシストと大暴れした直後、取材に応じた彼はベティスとの対戦についてこう語っています。

『ベティス相手にも容赦なく何ゴールか決めてやるつもりだ。もし謝る必要があれば謝るよ』

さらに将来的なベティス復帰の可能性についても言及。

『正直に言って、今は自分を信頼してくれたラシンに全力を尽くすことだけを考えている。だが将来どこでプレーするかは分からない。ベティスに戻るかもしれないし、他のチームかもしれない』

涙の別れを経て成長を続ける若武者は、確かな実績を引っさげて未来を見据えています。(via ESTADIO デポルティーボ・ラ・コルーニャ)