ラシング・サンタンデール

レアル・マドリードが強烈な引き抜きを見せている19歳の期待のMFセルヒオ・マルティネスの去就について、スポーツディレクターのチェマ・アラゴンは、マドリードのスカウト陣から『(本人が)移籍を拒んでいるようだ』と驚かれたエピソードを暴露しました。アラゴン氏は『セルヒオは骨の髄からのラシングサポーターだ。彼はお金ではなく、1部昇格を果たしたこのクラブでレギュラーとしてプレーし続けるというスポーツ面での価値を最優先にしており、マドリードからの好条件に対しても真剣に悩んでいる』と明かし、引き留めに全力を尽くす姿勢を示しています。同様にアトレティコからアプローチを受けている下部組織のホルヘ・サリナスも、同じく残留を希望する強い愛着を見せています (via ElDesmarque)。

また、中盤の新たな盾として、カリアリから22歳のU-21イタリア代表MFマッテオ・プラーティのローン獲得(買い取りオプション付き)を正式に発表しました。プラーティはセリエAで通算71試合、コパ・イタリアで6試合の豊富な経験を持っており、アラゴンSDは『今年の6月2日から話し合いを重ね、獲得を辛抱強く待っていた』と語りました (via MARCA)。なお、セグンダの多くのクラブから熱視線を浴びているFWフアン・カルロス・アラナについて、アラゴンSDは『彼は1部の選手だと豪語しているが、今は実力でそれを証明する段階だ』と述べ、現在チームの第3フォワード扱いであるアラナに対し、チャンスを掴み取るようハッパをかけています (via ElDesmarque)。

RCセルタ・デ・ヴィゴ

金曜日にモナコで行われるヨーロッパリーグの組み合わせ抽選を前に、セルタはポット3(ボモ3)に入ることがほぼ確実となりました。シミュレーションの結果、プレミアリーグのボーンマスやサンダーランド、さらには元セルタのオスカル・ミンゲサが所属するクリスタル・パレスといったイギリス勢との対戦確率が42%と極めて高くなっています。ポット1にはレヴァークーゼンやユヴェントス、ミランなどの強豪が控えており、非常にスリリングな戦いが予想されます (via SPORT)。戦力面では、PSVから600万ユーロ以上を投じて獲得した左ウイングのクハイブ・ドリオゥエシュが加入。スピード、1対1の突破力、背後のスペースへのランニングを武器とする24歳に対し、クラブは『クラウディオ・ヒラルデス監督のシステムに完璧にフィットするアタッカーだ』と大きな期待を寄せています (via SPORT)。

バレンシアのMFアンドレ・アルメイダの獲得交渉は、バレンシア側の要求額が高すぎるため膠着状態に陥っています。ヒラルデス監督は中盤の補強を熱望していますが、不調に終わった場合に備えて、プレシーズンで素晴らしいパフォーマンスを見せた下部組織のウーゴ・ブルシオとアンドレス・アンタニョンの2名をトップチームの中盤に引き上げる「プランB」を用意しました。これはクラブに対する無言のメッセージでもあります (via ElDesmarque)。また、DFハビ・ルエダのノッティンガム・フォレストへの完全移籍が決定寸前となっており、契約解除金に満たない金額、かつ保有権の50%をレアル・マドリードが持っているため、セルタへの実入りはわずか半分となります。しかし、トルコから『ベシクタシュがMarc Casadóやイライクス・モリバにオファーを提示した』との報道があり、モリバが売れればハビ・ルエダの流出を防げる「最後の鍵」になるのではないかと、地元メディアは期待を寄せています (via ElDesmarque)。なお、元選手のホザベド・サンチェスは、カンテラ選手を60%〜70%も起用し、誰が出ても同じプレースタイルを維持できる現在のセルタについて『私はヒラルデスのフットボールに完全に恋をしている』と称賛しました (via Estadio Deportivo)。リザーブチームのセルタ・フォルトゥナも、セグンダのアンドラ戦で0-2から4-2の劇的逆転勝利を収め、年間10回目のビハインドからの逆転勝利を達成。これまでの逆転リーグ記録を塗り替え、まさに『逆転こそがお家芸(costumbrismo)』の執念深い強さを見せています (via SPORT)。また、地元ファンが制作したAspasの誕生日記念曲「Sempre Iago」が『バライードスがある限り、君の名は響き続ける』という感動的な歌詞でセルティスタの間で大バズりしています (via SPORT)。

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

今夏の大型補強の「最後のピース」として、ウエストハムを退団しフリーエージェントとなっていた30歳の元スペイン代表FWアダマ・トラオレが水曜日にラ・コルーニャに到着し、メディカルチェックを済ませて正式にサインを行う予定です。これにより、2021-22シーズン後半にバルセロナの攻撃を牽引した「アダマの突破からオーバメヤンが仕留める」という、サポーター興奮のコンビがリアソールで再現されます。アダマは、同じくフリーだったドリオゥエシュに次ぐ強力な補強となります (via SPORT)。

ただし、アダマの加入によってデポルティーボのサラリーキャップ(許容年俸枠)は限界近くまで圧迫されています。スポーツディレクターのフェルナンド・ソリアーノは、バルシアの退団によって手薄となった守備陣のために『新しいセンターバック』と『経験豊富な6番(守備的MF)』を獲得できるよう、サラリー枠の「やりくり(encaje de bolillos)」に頭を悩ませ、市場最終盤でのもう一つの大仕事を画策しています (via ElDesmarque)。なお、開幕2試合で2ゴールを挙げているエースのオーバメヤンは、150万ユーロでの獲得ながら、すでに金額以上のパフォーマンスを見せてチームの牽引役となっています (via SPORT)。