マニセス空港でのサポーター大暴動
開幕から3試合を消化して勝ち点わずか1、さらには降格から這い上がってきたデポルティボを相手に最初の30分で自滅して3-1で完敗したバレンシア。この最悪の立ち上がりに、サポーターの堪忍袋の緒は完全に切れました。
ガリシアからの帰りの飛行機が深夜にマニセス空港へと着陸した際、ロビーには不満と怒りを極限まで溜め込んだファンが集結し、静まり返る空港を切り裂くような大ブーイングと罵声でチームを迎え入れました。
空港内では『コルベラン、辞任しろ!』という叫び声が響き渡り、疲れ切った選手たちに向けては『金目当ての傭兵ども!』という激しい侮辱が浴びせられました。さらに、サポーターは今回の惨状をもたらした元凶としてCEOのロン・グーレイに対しても怒りの矛先を向け、『すべての元凶、最大の戦犯』として直接厳しい言葉を突きつけるなど、現場はいつ衝突が起きてもおかしくない一触即発の緊迫した空気に包まれました。この騒動の様子は『El Chiringuito』などのカメラにも鮮明に捉えられています。
ファンによる徹底的な糾弾は、実はガリシア現地でも始まっていました。アウェイまで駆けつけた400人のバレンシアサポーターの一部は、試合終了後のスタジアム出口でチームバスを包囲。コルベラン監督の即時辞任、さらなる補強の実施、そしてキャプテンたちが自ら表に出て事の顛末を公に説明することを怒号とともに要求し、選手たちのあまりにも無気力な戦いぶりとプロとしての姿勢を激しく糾弾していました。
この事態の重さに、選手や指揮官も大きなショックを受けています。コルベラン監督は『言葉もない、恥ずかしい気持ちでいっぱいだ』と沈痛な面持ちで語り、ゴールキーパーのストーレ・ディミトリエフスキは『ピッチ上でもっと男気(ガッツ)を見せなければならない』と喝を入れ、ルイス・リオハも『フットボールというプロの倫理、闘争心が決定的に欠けていた』と認めざるを得ない状況に追い込まれています。
次節はホームのメスタージャにFCバルセロナを迎えるという最悪のタイミングです。信じがたい重圧と、完全に敵に回ってしまったサポーターからの視線に晒される中、チームは文字通り『恐怖か死か』の瀬戸際に立たされています。(via ElDesmarque / SPORT / Superdeporte)