市場残り2日の最終ロードマップ

デポルティボ戦でのあまりにも無残な敗北を経て、バレンシアは移籍市場の残り48時間で1件から最大4件の取引を成立させるべく、慌ただしいロードマップを進めています。すでにアルナウ・マルティネスを獲得して右サイドバックの穴を埋めたため、現在は完全に前線の攻撃力強化へと焦点が絞られています。

カルロス・コルベラン監督は、ピッチ上でのバリエーションを増やすために攻撃的アタッカーを最大2名補強することを強く要望しています。そのうち1名の獲得はほぼ確実視されているものの、2人目の獲得はこれからの選手の売却(放出)で得られる資金と選手登録枠の空き状況に完全に依存しています。

この鍵を握っているのが、セルタ・デ・ビーゴへの移籍を交渉中で、デポルティボ戦の遠征メンバーからも急遽除外されたポルトガル人MFアンドレ・アルメイダです。セルタのほかポルトガルの複数クラブが関心を示しているものの、バレンシア側は『彼を安売りするつもりは全くない』という強硬な姿勢を貫いており、要求額に達しない場合は残留させる構えです。もしアルメイダの放出が成立すれば、クラブは多大な人件費の余裕を生み出し、攻撃補強の2枚目の獲得へ一気に動くことができます。

また、攻撃的MFのダニ・ラバの退団、あるいはその他の予想外の放出劇が残り時間で発生した場合にも、さらなる補強資金と枠が確保されることになります。

こうした状況の中で、リヴァプールのハーヴェイ・エリオットの獲得交渉も続けられています。エリオット本人は、昨シーズンのアストン・ヴィラでの厳しい日々の後に新天地での復活を望んでおり、バレンシア移籍に対して非常に前向きです。しかし、彼の高額な年俸はバレンシアにとって極めて重い負担です。仮にリヴァプール側が給与の約半分を負担することを受け入れたとしても、バレンシアの現在の財務能力からは大きく逸脱しています。そのため、アルメイダやラバらの放出によって人件費(給与総額)を大幅に圧縮することができなければ、エリオット獲得は絵に描いた餅に終わってしまう現実があります。(via ElDesmarque)