背番号10の躍動と苦痛の告白

代表ウィークの中断期間を経て、背番号10を背負うイェレマイ・エルナンデスが本来の圧倒的なコンディションを取り戻しました。

今季はこれまでセビージャ戦のみの先発にとどまっていたイェレマイですが、このアノエタのピッチでは左サイドを拠点に縦横無尽なポジションチェンジと強烈なドリブルを見せ、チームの全攻撃を牽引しました。後半には自身で勝ち取ったPKを冷静にゴールネットへ突き刺し、デポルティーボの選手として記念すべき1部リーグ初ゴールを達成しました。

しかし試合後、記念すべきゴールにもかかわらず、イェレマイの表情に笑顔はありませんでした。決定的なチャンスを逸したことへの強い後悔を次のように口にしました。

『デポルの一員として1部リーグでゴールを決めることは長年の夢だった。けれど、それ以外の場面で自分が逃してしまった決定的なチャンスのことを考えると、悔しくてたまらない気持ちでいっぱいだ。』

ハーフタイムでの修正とチームの戦いぶりについては次のように振り返っています。

『前半を終えてハーフタイムにいくつかの戦術的な修正を加えたことで、後半はチーム全体のパフォーマンスが大きく向上した。結果として勝ち点3を持ち帰ることはできなかったけれど、ソシエダという素晴らしい強豪チームを相手に最後まで諦めずに戦い抜けたことには手応えを感じている。この勢いを止めることなく、これからも戦い続けなければならない。』

審判の判定に波紋が広がっている件については、冷静な姿勢を崩さずコメントしました。

『それらは全て審判が下した決断であり、自分たち選手にはどうすることもできない。審判について批判的な話をするのは好きではないし、彼らだって誰かを不利益に陥れようとして笛を吹いているわけではないはずだ。』(via SPORT)