物議を醸した判定と怒りの指揮官

試合後の記者会見に臨んだアントニオ・イダルゴ監督は、チームの見せた戦いぶりに胸を張りつつも、判定を巡る場面について強い悔しさと憤りを露わにしました。

とりわけ最大の議論を呼んだのが、3失点目の直前に起こったペナルティエリア内でのプレーです。ルイスミ・クルスがペナルティエリア内で相手のアンデル・バレンネチェアを1対1で交わそうとした際、上で手をかけられて押され、下でも足の接触がありました。しかし審判の笛は鳴らず、そのまま開始された相手のカウンターから3点目を献上する格好となりました。ヒダルゴ監督は試合後に主審のミゲル・セスマ・エスピノーサ氏と会話を交わしたことを明かし、怒りを込めて語りました。

『それほど議論の余地があるプレーだとは思わない。試合後に審判と話して彼の見解を聞いたが、あの場面はルイスミ・クルスがアンデル・バレンネチェアとの1対1で突破しようとした際、上を手で押され、下でも足が当たっていた。接触の強弱に関わらず、現代サッカーにおいてはペナルティエリア内での明確なファウルだ。それが流され、その直後のカウンターで3点目を決められてしまった。』

さらに指揮官は、試合終盤にロレンツォ・アマトゥッチが一発レッドカードで退場となった判定についても疑問を呈しました。

『ロレンツォ・アマトゥッチの退場場面についても、相手のミケル・オヤルサバル側がロレンツォ・アマトゥッチの走路に入り込んできた要素の方がはるかに大きかったと感じている。だが、下されてしまった決定に対して今さら僕たちができることは多くない。一番大切なのは自分たちが改善すべき点に集中することだ。』

それでもヒダルゴ監督は、チームが見せた反撃の精神を高く評価し、次のように締めくくりました。

『個人的に感じているこの強い悔しさと怒りを、できる限り最善の形でエネルギーに変え、選手たちに伝えたい。チームには魂があり、1部リーグの舞台でソシエダのような強豪を相手にもポジションや状況を変化させながら苦しめられることを証明してくれた。ソシエダが上回っていた時間帯は押し込まれて2失点してしまったが、これが自分たちの改善すべきポイントだ。』(via Estadio Deportivo)