水面下で進むクラブ売却工作とゴールドマン・サックス!バレンシア買収劇と比較する資金協定の真実
💼 一時期メディアを大騒ぎさせたセルヒオ・ラモス氏らによるセビージャFC買収交渉が破談・終結して以降、クラブ売却に関する報道は姿を消しました。しかし、表舞台からニュースが消えた後も、水面下では株式売却に向けた戦略が極めて密やかに進行しています。
🏦 現在、売却交渉の一次フィルターとして動いているのが、米大手金融機関のゴールドマン・サックスです。同行は2024年3月以降、セビージャに対して計1億7800万ユーロの融資を行っている最大の債権者であり、投資家探しを担っています。さらに、2027年の着工を目指す新サンチェス・ピスフアンの建設資金調達についても、ゴールドマン・サックスが融資を検討していると報じられています。
🦇 こうした中、同じく苦しい財務状況にあるバレンシアCFにおいて大きな動きがありました。ピーター・リム氏率いるメリトン・ホールディングスが、所有する42%の株式をピッチワイズ・ホールディングス(KKRやペナー・スポーツ・グループと提携するコンソーシアム)に3億5000万ユーロで売却し、さらに1億ユーロの資金注入を受けることで合意しました。クラブ全体の評価額は12億5000万ユーロに達しています。
🤝 単一の大株主(ピーター・リム氏)が支配していたバレンシアに対し、セビージャの構造は大きく異なります。セビージャではデル・ニド家、カストロ家、ギハロ家、カリオン家、アレス家といった地元セビージャの主要株主ファミリーが『資金協定(pacto por la pasta)』と呼ばれる統制合意を結んでおり、アメリカ資本の約15%を除く発行済株式の約85%(3億ユーロ以上の価値)を共同で売却する方針を固めています。サポーターの不満が高まる中、バレンシアに続く大規模な投資家参入が現実味を帯びています。(via ElDesmarque)