ピーター・リムへの「 Peter, vete ya 」大合唱と逃亡したキアト会長、無力なグーレイCEO
メスタジャのスタンドで、今シーズンも一切トーンが落ちることなく響き渡ったのが、経営陣への怒りのチャントでした。前半19分、スタジアムを埋め尽くしたサポーターが一斉に「 Peter, vete ya (ピーター、今すぐ出て行け)」を大合唱。さらにメリトン・ホールディングスやキアト・リム、ロン・グーレイに対する批判の声がピッチに降り注ぎました。
クラブの「名目上の会長」であるキアト・リム(Peter Limの息子)ですが、その実態はあまりにも無責任です。キアト・リムは今週、重い腰を上げてバレンシアを訪れ、パテルナの練習場には顔を出したものの、週末のメスタジャのブーイング(chaparrón)を恐れ、試合を観戦することなく「 espantada (敵前逃亡)」のごとく急遽帰国。メスタジャのVIP席に彼の姿はなく、クラブへの愛着の薄さが改めて証明されました。
また、5月29日に大きな期待を背負って就任したロン・グーレイ(Ron Gourlay)CEOも、完全に牙を抜かれています。就任当初は「サステナブルで野心的なクラブの未来」を約束しましたが、実際にはPeter Limが資金の再投資のブレーキを踏み続けているため、独自の補強を進めることができず、補強はすべて国内の安価な既存ターゲットのみ。
グーレイCEOはかつてアル・アハリのCEOを務めた人脈を活かし、サウジアラビアやカタールの市場を徹底的に調査。アル・ナスル所属のブラジル人快速ウイング、ウェズレイ・ガッソヴァやアンジェロ・ガブリエルのレンタル、さらにはアル・アハリのMFアレクスアンデルの獲得交渉を試みたが、すべて資金不足で「冷凍保存(congelada)」状態にあり、いまだ合意には至っていません。この無策な現状に、サポーターの不満は頂点に達しています。(via Superdeporte / via ElDesmarque)