公式戦初出場を飾った佐藤龍之介の輝きと交代を巡るスタンドの怒り

この試合で最もまばゆい光を放ったのが、プレシーズンで大活躍し、バレンシアCFの100年を超える歴史において「公式戦に出場した初の日本人選手」となった10代の佐藤龍之介(Ryunosuke Sato)でした。

サトはフィリアル(Bチーム)登録の背番号「39」を背負い、右ウイングハーフ/攻撃的ミッドフィルダーとしてスタメン出場。試合開始から右サイドを制圧し、非常にアグレッシブにボールを呼び込んで攻撃を牽引。対面するセルタのマルコス・アロンソらに恐れることなく挑み続けました。

前半10分には、ペペルからのロングパスを見事なトラップで収め、エリア内のダンジュマへ決定的なラストパスを供給。ダンジュマがこれを外したためアシストにはならなかったが、その高い攻撃センスにメスタジャは大いに沸きました。

しかし後半56分、コルベラン監督がサトを下げてウマル・サディクを投入する交代を決定すると、メスタジャのスタンドからは地鳴りのような大ブーイングが発生しました。サポーターはチームで最も躍動していた佐藤の交代に全く納得がいっておらず、この交代采配がコルベラン監督への不満と辞任コールの引き金となりました。サト自身は「6」または「7」の高評価を受け、今やチームの攻撃に欠かせない創造性の源であることを完全に証明しました。(via ElDesmarque / via SPORT)