審判問題が再び火種に 前半9分にスタッシンへの足踏みもVARスルーでスタジアム激昂

開幕から判定を巡る議論が絶えないセビージャFCだが、今節も前半早々の9分に不審なジャッジがスタジアムの怒りを買った。

ペナルティエリア内でパスを受けたFWルーカス・スタッシンがキレのある切り返しでバレンシアの主将ホセ・ルイス・ガヤを交わした際、不意をつかれたガヤの足がスタッシンの軸足を明確に踏みつける格好となった。スタッシンは倒れ込み、主将のガブリエル・スアソをはじめセビージャの選手たちが激しくペナルティキックを主張。主審のブスケツ・フェレール氏は笛を吹かず、VARを担当するデル・セロ・グランデ氏との交信を行ったが、長時間の確認の末にそのままプレー続行を指示した。

試合後の専門メディア『Archivo VAR』の解析では「ガヤの足踏みは意図的・危険なものではなく、転倒との直接的な因果関係が薄い」との見解が示されたものの、前節サンガンテの退場処分や過酷な判定に泣かされてきたセビージャファンからはスタンドから猛烈なブーイングが飛んだ。ルイス・ガルシア・プラサ監督も前日会見で『ボールに挑んだ後の接触が退場になるなら、すべての場面で一貫した基準を適用してほしい』と審判団へ苦言を呈していただけに、審判問題は依然として遺根を残している。

(via ElDesmarque)