レンタル放出の危機から守備陣の要へ!20歳CBジョエル・ラーゴが辿った台頭の足跡とヒラルデス監督からの絶賛コメント

昨冬の移籍市場でレンタル放出の危機に直面していた若手センターバックのジョエル・ラーゴが、いまやクラウディオ・ヒラルデス監督率いるセルタの守備陣に欠かせない存在へと劇的な変貌を遂げています。

モンダリス出身の生え抜きであるラーゴは、昨季の冬の移籍市場で十分な出場機会を得るため、セグンダのクルトゥラル・レオネサへの期限付き移籍に極めて近づいていました。交渉はまとまりかけていましたが、ラーゴはセルタに留まりポジション争いに挑むという決断を下しました。

昨季前半戦のラーゴは、カール・スターフェルトが絶対的なレギュラーとして君臨し、ジョセフ・アイドゥーがバックアップを務める中で第3の選択肢にとどまっていました。欧州大会のルドゴレツ戦でのパフォーマンスが疑問視されたこともあり、クラブと首脳陣は他クラブで出場時間を積ませることが成長につながると考えていました。

しかし、1月に訪れた転機が彼の運命を変えました。欧州大会でアイドゥーが起用できず、さらにスターフェルトが直前に離脱したことで、ヒラルデス監督はツルヴェナ・ズヴェズダ戦でラーゴを抜擢。強豪のFWマルコ・アルナウトヴィッチとマッチアップしたラーゴは見事な守備を披露し、緊急事態に応える信頼を勝ち取りました。

その後、4月のバレンシア戦でリーグ戦復帰を果たすと、スターフェルトの負傷離脱に伴いシーズン終盤の7試合で連続先発出場し、ラスト6試合ではフル出場を果たしました。フライブルク戦での苦戦やカンプノウでラミン・ヤマルにPKを与えてしまう失敗もありましたが、着実に成長の階段を上っていきました。

そして今シーズン、プレシーズン中にスターフェルトが代表招集やコンディション不良で出遅れた隙を見逃さず、ラーゴはさらなるアピールに成功。クラブはトップチームの25枠の1つとして彼に背番号18を与えました。

開幕7試合を終えた時点で、ラーゴは全試合に出場し、うち6試合で先発フル出場。すでに585分のプレー時間を記録しており、昨季リーグ戦通算の半分以上の出場時間を早くも上回りました。ハビ・ロドリゲスやマルコス・アロンソ、そしてスターフェルトといった実績あるベテランDF陣を押しのけ、全大会通算の出場時間でもミゲル・ロマンに次ぐチーム2位の数値を叩き出しています。

ヒラルデス監督もラーゴの急成長を高く評価しており、今後の成長の可能性について問われた際、『私はジョエルがこれから一歩を踏み出すと期待しているのではない。彼にとってみれば、もうすでにその一歩を踏み出したのだ』と絶賛の言葉を贈りました。数か月前には移籍先を探されていた若者が、いまやセルタの守備を支える柱となっています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

代表中断期間中も、サンタ・クララとの親善試合決定やユヴェントス戦のチケット完売間近など熱い話題が続くセルタ。中でもレンタル危機から守備の要へと成長したジョエル・ラーゴの台頭は、ヒラルデス監督の若手育成と信頼の結実と言えます。エルチェ戦およびELユヴェントス戦へ向け、チームの士気は高まっています!