ビクトル・ムニョスのプレミア移籍による巨額の臨時収入
レアル・マドリードの育成組織「ラ・ファブリカ」出身で、昨夏カスティージャからオサスナへ移籍したビクトル・ムニョス(22歳)が、今夏の移籍市場で大きな注目を集めている。オサスナで大ブレイクを果たし、スペイン代表としてワールドカップにも参加しているこのウィンガーに対し、プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドが本格的な獲得に動いている。
ニューカッスルは、バルセロナへ移籍したアンソニー・ゴードンの後釜として彼をリストアップしており、約3500万ユーロの固定額に加え、500万ユーロのボーナスという総額4000万ユーロ(契約解除金と同額)に迫る正式なオファーをオサスナに提示した。
この移籍は、レアル・マドリードに巨額の「棚ぼた」利益をもたらす。マドリードは昨夏、彼を500万ユーロでオサスナに売却した際、保有権の50%を維持し、さらに800万ユーロでの買い戻しオプションと先取特権を契約に盛り込んでいた。もしニューカッスルの3500万ユーロのオファーが成立すれば、その半額である1750万ユーロ(ボーナスが発動すれば最大2000万ユーロ)が自動的にマドリードの金庫に転がり込む計算になる。
マドリードは、800万ユーロの買い戻しオプションを行使してモウリーニョの新プロジェクトに彼を組み込むか、あるいは莫大な売却益を得るかという決断を迫られている。しかし、選挙直後の人事異動やモウリーニョ就任に伴うチーム編成の不安定な状況もあり、現時点では買い戻しオプションを行使せず、移籍金収入を優先する方針だと報じられている。(via MARCA)