ビクトル・ムニョスのW杯代表選出と移籍市場での人気沸騰

オサスナのウインガーであるビクトル・ムニョスが、アメリカ・メキシコ・カナダで開催される2026年ワールドカップのスペイン代表メンバー26名に堂々の選出を果たした。終盤戦は負傷により欠場を余儀なくされたものの、今シーズンのリーグ戦で6ゴール5アシストを記録し、チームの1部残留に極めて重要な役割を果たしたことが高く評価された。

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、ムニョスを招集した理由について次のように語っている。『彼はトップリーグに登場し、素晴らしいエネルギーとパフォーマンスを見せてくれました。スピード、強度の変化、試合のリズムを変える力があり、インサイドハーフとしてもプレーできます。多くの試合で彼を必要とすることになるでしょうし、彼はとても大きな希望に満ちています。彼がそうであることを嬉しく思います』。また、代表合流時の微笑ましいエピソードも明かした。『彼が初めて来た時はほとんど口をきかず、私の目も見ませんでした。しかし、その日の午後には選手たちの輪に入り、挨拶を交わし、部屋でゲームをするなどすっかり馴染んでいました』。

代表ではニコ・ウィリアムズやラミン・ヤマルに次ぐ立ち位置からのスタートが予想されるが、試合の流れを変える起爆剤として重要な役割を担うことになる。

そんな大ブレイク中のムニョスには、移籍市場でも熱視線が注がれている。レアル・マドリードの下部組織出身である彼には、2026年6月以降に行使可能な800万ユーロの優先買い戻しオプションが設定されている。現在の市場価値は2000万ユーロとされており、オサスナとの契約解除金は4000万ユーロに設定されているため、マドリードにとっては非常に魅力的なオプションとなっている。レアル・マドリードの会長選(6月7日)後にこのオプションが実行される可能性が指摘されているが、オサスナのブラウリオ・バスケスSDは『マドリードが買い戻しオプションを行使するのは彼をトップチームに残す場合のみであり、ビジネスの転売目的ではない』と語っている。

一方で、プレミアリーグの2クラブも彼の動向を注視している。ウナイ・エメリ監督の下で今季のヨーロッパリーグを制し、プレミアリーグ4位に入ったアストン・ヴィラと、アンソニー・ゴードンのバイエルン・ミュンヘンへの移籍が濃厚で後釜を探しているニューカッスルが、ムニョスの獲得に関心を示している。ワールドカップでの活躍次第では、さらに争奪戦が激化することになる。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / MARCA)