レアル・ベティス
21年ぶりCL復帰に沸くリールの地で、レジェンド・ホアキンが抱く「うらやましさ」
レアル・ベティスは2005年12月6日のアンデルレヒト戦以来、なんと20年9ヶ月2日ぶり(7,581日ぶり)となるチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に戻ってきました。初戦のリール戦(フランス)を前に、クラブの親善大使でありディレクターを務めるレジェンド、ホアキン・サンチェス氏が遠征に同行し、その興奮を熱く語りました。
ホアキン氏は『リールのピッチに立ち、あのCL公式球を見ているだけで、鳥肌が立つような素晴らしい感覚になる。21年前に自分がこの大会に出場した時の美しい記憶が昨日のことのように蘇る』とし、現役の選手たちに対して『正直、とてつもないうらやましさを感じる。できることなら今すぐ現役に戻って、この素晴らしいスタジアムでCLのアンセムを聴きながらボールを蹴りたい』と本音を漏らしました。
対戦相手のリールについては『非常に組織化された素晴らしいチームであり、この大会の常連だ。ここで勝つのは極めて難しい仕事になるだろう』と警戒を示しつつも、『現在のベティスはクラブ史上最も競争力があり、バランスの取れたスカッドの一つだ。怯むことなく、自分たちのフットボールを世界に見せる時が来た』と自信をみなぎらせています。(via Estadio Deportivo)
涙を流して移籍した Pablo Garcíaについて、ホアキンが真相を語る
移籍市場の最終日にラシング・サンタンデールへの移籍が急転直下で合意し、車の中で涙を流しながらクラブを去る姿がSNSで拡散され、サポーターの間で波紋を呼んでいたカンテラーノ(下部組織出身)のパブロ・ガルシア。これについてホアキン氏がインタビューに答え、移籍の真相を語りました。
ホアキン氏は『自分の育った愛するクラブを離れる時に涙を流すのは当然のことだ。私もカンテラ出身だから彼の気持ちは痛いほどよく分かるし、あの映像を見るのは非常に心が痛んだ。しかし、誤解してほしくないのは、クラブが彼を無理やり追い出したわけではないということだ』と語り、移籍は本人の強い希望であったことを明かしました。
ホアキン氏によると、パブロ・ガルシアはより多くの出場機会と中心選手としての役割を求めており、ラシングからのオファーは彼自身の成長にとっても、クラブにとっても非常に好条件だったとのことです。また、ベティス側は将来的な買い戻しオプションを契約に盛り込んでおり、彼の将来を完全に見捨てたわけではないと強調しました。『人々は理由を知らずに画像だけを見てクラブを非難するが、我々は彼を非常に大切に思っており、彼の幸せと将来の成功を祈って送り出したのだ』と語っています。(via ElDesmarque)
マドリー戦のPKを巡る「ペンアピ」論争に決着。新ルール「CARD」が示すバルトラの正当性
前節のレアル・マドリード戦で、エムバペが蹴ったPKの際、ベティスのDFマーク・バルトラがキックの瞬間にエリア内に侵入していた(いわゆる「ペンアピ」)にもかかわらず、主審のエルナンデス・エルナンデス氏やVARのイグレシアス・ビジャヌエバ氏がやり直しを命じなかったことについて、大きな論争が巻き起こっていました。これに対し、審判技術委員会(CTA)の公式プログラムにおいて詳細なルール検証が行われ、判定の正当性が裏付けられました。
今シーズンから導入された新しい審判ガイドライン「CARD」および国際サッカー評議会(IFAB)の規定によると、キックの瞬間に選手が空中にいる場合、その選手の立ち位置は「空中にある身体の投影」ではなく、「実際に着地している足の位置」で測定されます。映像を詳細に検証した結果、バルトラは片足を上げて走る体勢(空中)にあり、もう片方の足は完全にエリア外の芝生に接地していました。つまり、ルール上バルトラはエリア内に侵入していないと判断されます。
このルールに基づいた決定に、マドリード擁護派のジャーナリストであるトマス・ロンセロ氏は番組内で激怒し、立ち上がって身振りを交えながら『バルトラの足は明らかに入っていた。VARは全く仕事をしていなかった。ネグレイラ(かつての審判買収疑惑の当事者)の呪いは今も生きており、マドリードには不公平なジャッジが下され続けている』と猛烈な批判を展開し、波紋を広げています。(via Mundo Deportivo)