現代サッカーの変容と得点傾向に対するマルコス・ジョレンテとヤン・オブラクの鋭い分析

近年、失点数が増加しゲーム展開が大味になりつつあるという指摘に対し、マルコス・ジョレンテとヤン・オブラクの二人は、現代フットボールの守備組織の進化と戦術的変化について独自の視点から深い分析を展開しました。

マルコス・ジョレンテは最近のフットボールは失点が増えてゴールラッシュが多いのではないかという質問に対し、自身の肌感と統計的な視点から次のように持論を述べています。

『本当にゴール数が増えているのだろうか?統計データを確認してみる必要がある。12年前や15年前のフットボールを振り返ってみれば、7-0や8-0といった一方的な大勝劇が今よりも遥かに頻繁に起きていたように記憶している。個人的には、現代のフットボールで以前より多くのゴールが生まれているという感覚はない。むしろ今のチームは戦術的に非常に洗練されており、守備面で強固に組織化されているため、相手の防壁を崩してゴールをこじ開けること自体が以前よりも格段に難しくなっていると感じている』

一方で、GKとして失点傾向の変化を直接体感しているヤン・オブラクは、フットボール全体の進化と攻撃戦術の高度化について説明を加えました。

『フットボール全体が数年前とは確実に変化している。以前はチーム全体で堅牢な守備ブロックを敷くことが容易だったが、今のチームは相手の守備陣の隙間やスペースを見つけ出して突く技術が格段に向上している。アトレティコ自身もかつてとは異なるスタイルで戦っており、昔と全く同じように守り切ることは難しくなっているのが現実だ。欧州全体でフットボールが進化し、攻撃のクオリティが上がっている以上、僕たちも守備の意識を高めつつ、同時に得点力を伸ばしていかなければならない』 (via Mundo Deportivo)