クラシコでの屈辱的なシナリオ

残り5節となったラ・リーガにおいて、レアル・マドリードにはサッカーの神々が課したかのような過酷な罰が待ち受けている。5月10日にカンプ・ノウで行われるクラシコで、マドリーは極めて屈辱的な2つのシナリオのいずれかに直面する可能性が高い。

シナリオの1つ目は、マドリーがカンプ・ノウのピッチ上でバルセロナに対して「パシージョ(ガード・オブ・オナー)」を行うというものだ。次節、ハンジ・フリック率いるバルセロナがエル・サダルでオサスナに勝利し、一方でアルベロア率いるマドリーがRCDEスタジアムでのエスパニョール戦で引き分けか敗北を喫した場合、クラシコを待たずしてバルセロナの優勝が数学的に確定する。その結果、マドリーは敵地で王者を拍手で迎える儀式を強いられる。

シナリオの2つ目は、クラシコそのものがバルセロナの優勝決定戦(アリロン)になるというものだ。次節で両チームが共に勝利するか、あるいは共に敗北した場合、5月10日のクラシコでバルセロナが勝利を収めれば、ホームのファンの前で、しかも最大のライバルであるレアル・マドリードの目の前でタイトル獲得を祝うことになる。

元バルセロナ選手であり、現在はアメリカス・キングスリーグのスポーツディレクターを務めるマルク・クロサスは、自身のX(旧Twitter)でこの状況について言及した。クロサスは『そしてバルサはまたコルネジャでリーグ優勝するかもしれない…ハハハ』と投稿し、降格圏まで4ポイント差に迫るエスパニョールの状況を分析。『残留のために勝ってバルサをチャンピオンにするか、負けて2部の匂いを嗅ぐか』というジレンマに陥っていると指摘した。

なお、エスパニョールは昨年12月22日のサン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を最後に、15試合以上も勝利から見放されている。クロサスは最後に、エスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督に向けて『ポエティックだね、マノロ』と強烈な皮肉交じりのメッセージを送っている。

(via Mundo Deportivo)

(via SPORT)