ストライカーとウイングの補強における苦難と新たな展開
バルセロナのデコ・スポーツディレクターは、ロベルト・レヴァンドフスキの後継者となるセンターフォワードの獲得に奔走しています。第一希望であるフリアン・アルバレスの獲得を目指し、アトレティコ・マドリードに対して1億ユーロのオファーを提示しましたが、ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは『1億ユーロでも、1億5000万ユーロでも、2億ユーロでも彼を売却することはない。バルサのオファーは拒否した』と公言し、完全な交渉拒否の姿勢を貫いています。この状況に乗じて、アーセナルのミケル・アルテタ監督がアルバレス獲得に向けて、移籍金に加えてヴィクトル・ギョケレスをトレードに含める大型オファーを準備しています。これに対し、ジャーナリストのゴンサロ・ミロ氏は『バルサのフリアン・アルバレスへのオファーは滑稽で惨めだ。選手は、バルサがもっと高いオファーを出すと騙されていた』と痛烈に批判しました。バルサは代替案としてボーンマスに所属する20歳のエリ・ジュニオール・クルピの獲得を打診しましたが、ボーンマス側は1億ユーロを積まれても売却しないとして非売品に指定しました。さらに、バルサはドゥシャン・ヴラホヴィッチ、ジョアン・ペドロ、ダルウィン・ヌニェス、ヴィクター・オシムヘンらの動向も探っています。
また、ウイングの補強に関しても過去の逸話が明らかになりました。RBライプツィヒからレアル・マドリードへ1億2000万ユーロで移籍することが決定的となった19歳のコートジボワール代表ヤン・ディオマンデについて、バルサは5月の時点で1億ユーロでの獲得のチャンスがありました。デコSDは代理人と会談し、ディオマンデ自身もバルサの攻撃的なスタイルが自分に合っていると考えて移籍に非常に乗り気でした。しかし、当時のバルサはマーカス・ラッシュフォードの将来を決定する段階にあり、1億ユーロの移籍金と手取り700万ユーロの年俸が高すぎると判断して獲得を見送りました。その後、バルサはディオマンデ側に一切連絡をせず、結果としてアンソニー・ゴードンの獲得に資金を投じることになりました。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque)
センターバック補強の動き:C・ロメロとラポルテへの関心
FCバルセロナは、最終ラインを統率しイニゴ・マルティネスのようなリーダーシップを発揮できる国際経験豊かなセンターバックの補強を諦めていません。第一候補はトッテナムのクリスティアン・ロメロとアスレティック・クラブのアイメリク・ラポルテです。しかし、クリスティアン・ロメロについては、トッテナムが5000万ユーロの移籍金を要求しており、バルサは放出が進まない限りこの金額の捻出は困難と判断しています。その隙を突き、インテル・ミラノがロメロの代理人チロ・パレルモ氏とミラノで交渉を開始し、買い取り義務付きのレンタル移籍などを模索しています。一方、ワールドカップでスペイン代表の優勝に貢献したラポルテに対しても、バルサは代理人と接触を図り状況を確認しています。アスレティック・クラブ側はラポルテの退団を阻止する構えを見せており、契約解除金については1500万ユーロという見方とそれを否定する見方が交錯しています。バルサはセンターバック市場の動向を慎重に探っており、今後の人員整理次第で本格的なオファーに踏み切るか検討中です。(via SPORT / ElDesmarque)