オサスナ戦・選手交代がもたらした劇的変化とピッチ上の葛藤

ホーム開幕戦となったオサスナ戦のピッチ上で起こった個々の選手のパフォーマンスについて、非常に詳細な分析が行われています。前半はプラン通りに見事なゲームコントロールを見せたものの、後半に大失態(大崩壊)を喫することになりました。

特に苦しい戦いを強いられたのが、両ウイングバックの「2人のハビ」でした。左のハビ・ガランは、ハンドによる不運なPK判定を宣告されただけでなく、前線でウィリオット・スウェドベリが展開する「複雑なサッカースタイル」と全く息が合わず、左サイドでの連携が完全に機能不全に陥っていました。

右のハビ・ルエダも、ノッティンガム・フォレストへの移籍騒動に揺れた直後だった影響からか、明らかにゲームへの参加度が低く、ボール循環での不注意なミスが目立ちました。パブロ・ドゥランのランニングとも同期できず、守備では同点ゴールを許したキケ・バルハへの対応でマークを奪われるなど、不安定さを露呈しました。

その一方で、前半立ち上がりに素晴らしい輝きを放ったのが新星ミゲル・ロマンです。中盤の底で、まるで『見えない指揮棒』を振るうかのようにパスを散らし、ゲームに極上のリズムを与えていました。しかし、両サイドが機能しなかったことで、この中盤の支配力を攻撃の形に結びつけることができませんでした。

後半、アロンソの退場後に守備の安定を図るため、イアゴ・アスパスに代えてスターフェルトが投入されましたが、その直後に失点。しかし、後半25分以降に行われた選手交代は状況を劇的に改善させました。

ガランに代わって左に入ったセルヒオ・カレイラは、ガランの不安定さを完全に払拭し、守備の信頼性と攻撃への献身性を100%引き上げました。ルエダに代わったジョーンズも、はるかに高いインテンシティで右サイドを活性化。そしてパブロ・ドゥランに代わって入ったユトグラは、それまでドゥランが全く作り出せなかった『創造的なスペース』を瞬時に創出し、相手ディフェンスラインを大いに脅かしました。

(via SPORT)