ボルダラス監督の勝負手と裏目の守備再編 エネス・ウナル投入後にザイド・ロメロの左サイドが崩壊した戦術的背景
ハーフタイムを迎え、数的不利の状況でも勝利への執念を捨てないホセ・ボルダラス監督は、己の戦術眼を信じて大胆な交代策を敢行しました。苦戦していたダビンチを下げ、大物新戦力であるエネス・ウナルを前線に投入。この攻撃的な勝負手によって流れを引き戻そうと試みます。しかし、この決断に伴う守備の再編が最悪の結果を招きました。ダビンチのいた左サイドの守備に入ったザイド・ロメロでしたが、ここがアラベスの新たな攻撃ルートと化してしまいます。後半74分、マリアーノ・ディアスに右サイドを破られてクロスを許し、ニコ・テナグリアに頭で合わせられて先制点を献上。これを機にヘタフェは完全に決壊しました。その後、マリアーノ・ディアス自身に強烈なミドルシュートを右上隅に突き刺されて2点目を奪われ、さらに数分後には彼のパスからミケル・ロドリゲスに3点目を許し、3-0という惨惨たる大敗で開幕戦を落とす結果となりました。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
退場者を出したことで狂った歯車。ボルダラス監督の大胆な交代策も実らず、守備の再編が裏目に出て3失点の大敗を喫しました。テラッツやサトリアーノが見せた攻撃の可能性を次戦へどう繋げるか、指揮官の手腕が問われます。