対戦相手オルタレサの激動の足跡と熱狂
セビージャがコパ・デル・レイ初戦で対戦するADスポルティング・オルタレサは、1964年に創設されたマドリードのオルタレサ地区(人口約20万人)を拠点とする伝統ある地域クラブです。普段は1部オートノミカ(地域リーグ)に所属し、アマチュア選手たちが情熱を注いでいます。🏠⚽️
今季のオルタレサはリーグ戦で12位に位置しているものの、延期分を2試合残しており、前節のコスラダ戦では1-4の快勝を収めて素晴らしい状態でセビージャ戦を迎えます。彼らがこのコパ本戦の舞台にたどり着くまでの道のりは、まさに波乱万丈と過酷を極めたものでした。📈🔥
今年2月から始まった地域予選「Copa RFFM」で次々と強豪を破って優勝を果たしたオルタレサは、全国大会出場権を懸けてテネリフェのAU Güímarとの予選プレーオフに挑みました。しかし、そのアウェー戦はサッカーの枠を超えた過酷な妨害と暴力行為に晒される事態となりました。荒れた第1戦を1-0で勝利して迎えた第2戦の現地では、午前4時に宿泊ホテルへ爆竹が打ち込まれ、移動バスには覆面集団から石や卵が投げつけられました。さらに試合前には相手側から直接的な物理的暴行を受け、選手たちは『自分たちはサッカーをしに来たのか、殴られに来たのか分からない』と恐怖と惨状を吐露するほどでした。警察と審判の介入で試合は中止となり、後日無観客での再試合を経て、彼らは見事本戦出場権を掴み取りました。🛡️💥
普段の本拠地Monóvarは連盟の安全基準を満たさないため、今回の決戦はアルカラ・デ・エナーレスのスタジアム「El Val」で開催されます。連盟の配慮により、チームは月曜日にスペイン代表の拠点であるラス・ロサスの天然芝ピッチで特別練習を行い、素晴らしい環境で大一番への準備を整えました。🌱🏟️
また、クラブには素晴らしい美談があります。1年前、フベニールA(U-19)がコパ・デル・レイ出場権を獲得した際、遠征資金が不足していたため、選手やスタッフ自らが手作りのラッフル(抽選券)を売って遠征費を稼ぎ、デポルティーボ戦へと乗り込んだ歴史を持っています。こうした雑草魂と家族のような結束力がクラブの誇りです。🎟️❤️
地元出身の選手パブロ・アルトサーノは、大一番を前に熱い想いを語っています。『街を歩けば子どもたちから「セビージャと戦うんだろ」と声をかけられる。本当に幸運だし、自分たちの力で掴み取った素晴らしい権利だ。レガネスやラヨ、アトレティコに所属していなくても、今自分たちはプロサッカー選手の気分を味わえている。バリオ(地元)は絶対に諦めない。自分たちもピッチで全力を尽くす』と強い意気込みを示しています。地域総出の熱狂の中で、セビージャに立ち向かいます。🔥🙌 (via SPORT)