W杯の政治的緊張、イラン代表が政治的スローガンに対し試合放棄を警告

アメリカ、メキシコ、カナダで共同開催される2026年ワールドカップの開幕を目前に控え、ピッチ外の政治的な緊張がピークに達している。特にイラン代表を取り巻く状況は極めて深刻だ。イランのスポーツ大臣であるアフマド・ドンヤマリ氏は、『イランがプレーするスタジアムで、非公式の国旗が掲げられたり、イラン代表に対する反体的なスローガンが叫ばれたりした場合、監督は間違いなく試合を止める責任がある』とFIFAに対して強硬な姿勢で通告した。

イラン代表は大会前から厳しい政治的制限に直面しており、代表団の一部にビザの発給問題が生じているほか、ファンに割り当てられていたチケットが大会数日前に突如取り消されるという事態も発生し、渡航を予定していたサポーターが大混乱に陥っている。チームは現在メキシコのティフアナで合宿を行っており、アメリカへの入国は試合の前日にしか許可されていないという。包括性と開かれた大会を謳うワールドカップだが、国境の壁と地政学的な対立がサッカーの祭典に重い影を落としている。

(via Mundo Deportivo, Estadio Deportivo)

アルゼンチン代表選手のパスポート情報がシステムエラーで流出する前代未聞の事態

ワールドカップ開幕を直前に控えたアルゼンチン代表に、とんでもないセキュリティトラブルが発生した。アメリカのアラバマ州で行われたアイスランドとの親善試合において、リオネル・メッシを含む出場した全選手のパスポート番号がメディアと一般の観客に漏洩してしまったのだ。

本来、メディアやスタジアムの公式ラインナップ表に記載されるパスポート情報は事前に黒塗りで伏せられるのが規則だが、この試合ではシステムのエラーか人為的なミスにより、無修正のまま世界中に拡散されてしまった。8万8000人以上の観客が見守る中で起きたこの前代未聞の個人情報流出事件について、アルゼンチンサッカー協会(AFA)とFIFAがどのような対応を取るのか、メディアからの問い合わせが殺到している。大会本番を前に、運営側のセキュリティ管理体制に大きな疑問符が突きつけられている。

(via Mundo Deportivo)

ハンガリーでの親善試合でスパイダーカムが20メートルから落下する衝撃の事故

ハンガリー対カザフスタンの親善試合中、スタジアムの空中からピッチを撮影するケーブル吊り下げ式のカメラ「スパイダーカム」が、突如として20メートル以上の高さからピッチに墜落するという恐ろしい事故が発生した。

落下する直前、機材からは大量の煙が噴き出しており、そのままピッチレベルで撮影を行っていたカメラマンのわずか数メートル横に激突した。幸いにも直撃は免れ、大惨事には至らなかったものの、スタジアムは一時騒然となった。このタイプの空中カメラは、これから始まるワールドカップでも全会場で多用される予定であるため、大会関係者や各国の放送局の間で安全面に対する懸念が急速に広がっている。

(via MARCA)

メッシ、元同僚グジョンセンの息子と再会するも「小さすぎて覚えていなかった」と笑う

アイスランドとの親善試合でゴールを決め、アルゼンチン代表の最年長ゴール記録を更新したリオネル・メッシだが、試合終了後に心温まる、そして少し気まずい再会があった。相手チームの若きストライカー、ダニエル・トリスタン・グジョンセンがメッシの元へ挨拶にやってきたのだ。彼は、2006年から2009年までバルセロナでメッシと共に数々のタイトルを獲得した名FWエイドゥル・グジョンセンの息子である。

メッシは試合後のインタビューでこの再会について聞かれると、『彼がやってきて「僕が誰だか覚えている?」と聞いてきたんだ。その時は本当に驚いたよ。彼がグジョンセンの息子だと教えてくれたんだけど、当時の彼はまだ本当に小さかったから全然覚えていなかったんだ。お父さんと一緒に練習場に来ていたときにすれ違った記憶はあるけど、あまりにも小さすぎたからね』と笑いながら振り返った。かつてチームメイトだった選手の息子とワールドカップの舞台で対戦するという、メッシの長く偉大なキャリアを象徴するエピソードとなった。

(via MARCA, Estadio Deportivo)

ハフィーニャが批判に反論「証明するのは自分と家族に対してだけ」

ブラジル代表としてワールドカップに臨むバルセロナのハフィーニャが、メディアからの執拗な批判に対して強い決意を示した。ニュージャージーで行われた記者会見で、ハフィーニャは『もし誰かに何かを証明しなければならないとしたら、それは自分自身、両親、妻、そして息子に対してだけだ。残念ながら、人々の好みを変えることはできない。私のことを好きな人もいれば、嫌いな人もいる。それでいいんだ。私が常に提供するのは、私の努力と最高のバージョンだ。許されないのは、ベストを尽くさないことだ』と堂々と語った。

また、アンチェロッティ監督との関係については『監督は私に全幅の信頼を寄せてくれている。スペインにいた頃から私のことを見ていて、何度も話をした。最大のライバルだったけれど、常に良い関係だった』と、かつてのエル・クラシコでの敵将との間に深い絆があることを明かした。ブラジル代表については『私たちは結果で評価されることをよく理解しているし、それを求められている。バルサでやっているのと同じことを代表でもやれと要求されるなら、それは私たちにその能力があるからだ』と、大会でのプレッシャーを歓迎する姿勢を見せた。

(via MARCA, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, SPORT)