モウリーニョ・マドリーの戦術分析:劇的な被シュート削減とベリンガムの強烈なリーダーシップ
モウリーニョ体制の新生レアル・マドリードは、開幕3連勝(勝点9、9ゴール2失点)と素晴らしいスタートを切りました。戦術的に特筆すべきは、守備組織の劇的な改善です。GKティボー・クルトワは今シーズン、守備陣が相手の攻撃をシャットアウトしているため、窮地を救うセーブをほとんど求められていません。エスパニョール戦での相手枠内シュートは3本、ソシエダ戦も3本、マラガ戦にいたってはわずか1本に抑え込まれています。
守備の軸は、負傷離脱中のミリトンに代わって奮闘する新加入のコナテです。また、ローマ時代にモウリーニョ監督が見出したルイセンも、ミスパスについて厳しく指導されながらも信頼を勝ち取っています。サイドバックには、右にドゥムフリースとアーノルド、左にカルレラスとククレジャという贅沢な選択肢があり、疲労度に応じたターンオーバーが容易です。中盤では、バルベルデが不動のダブルピボットを務め、新加入のベルナルド・シウバは今週金曜日のベティス戦で先発に復帰する見通しです。
一方で、カマヴィンガは未だにチームの戦術に馴染みきれず、時折ミスから不協和音を生み出しています。また、練習場ではベリンガムがヴィニシウス、エムバペ、そして新星ディオマンデに対し、守備に戻るよう激しくお説教する場面が見られ、ベリンガムの圧倒的なリーダーシップが際立っています。
なお、元バルサ役員のトニ・フレイサは、『首都のメディアを聞いていると、まるでペレ時代のブラジル代表のようだ』『ベリンガムは昨年よりもはるかに高いレベルにある』と皮肉りつつ、『レアル・マドリードは選手個々のプロファイルに関して、昨年と同様の戦術的欠陥を依然として抱えている』『バルサははるかに豊かなスカッドと、特に2シーズン前から培ってきた非常に明確なプレースタイルを持っている』と一蹴。前節の対戦相手マラガのフネス監督も『マドリードの選手に息を吹きかけただけでファウルになり、我々の側は血が出ないとファウルにならない。アトレティコ戦でも同じことが起きた』『今シーズンは長距離レースになる。重要なのは立ち止まらないことであり、精神的に安定を保ちたい。選手たちには、リーグ戦の進行とともに必要な微調整が必要だ』と判定への不満を述べつつチームの立て直しを誓っています。(via Estadio Deportivo / SPORT)