テレサ・エレーラ杯レアル・マドリード戦での死闘と0-1の惜敗

伝統のテレサ・エレーラ杯第81回大会がABANCA-Riazorで開催され、デポルティーボはレアル・マドリードを相手に0-1で惜敗しました。プレシーズン無敗を維持していたデポルティーボは、新シーズンのプリメーラ開幕戦であるエルチェ戦を前に、アントニオ・イダルゴ監督率いる強力な布陣で挑みました。前半は非常に緊密な展開となり、ブラヒム・ディアスやアルダ・ギュレルのパスからエンドリックに決定的なシュートを放たれるも、今夏加入の守護神レオ・ロマンが素晴らしいセーブを連発してゴールを守りました。しかし前半終了間際、デポルティーボはコーナーキックからヌビが先制の絶好機を迎えるも、相手キーパーのルニンにキャッチされ、そこからの素早いロングスローによるカウンターをブラヒムに決められ先制を許しました。

後半に入ると、イダルゴ監督は多くのメンバーを入れ替え、メジャ、クアリアータ、ルーレイロらを投入。後半72分には相手のミスからザカリアがボールを奪ってシュートを放ち、87分にはエリア内でルーレイロが決定的なシュートを放つなど、同点に追いつく絶好のチャンスを作りましたが、相手守護神ルニンのファインセーブに阻まれました。試合終了間際にもクアリアータが鋭いシュートを狙いましたがわずかに外れ、0-1での敗戦となりました。 (via Mundo Deportivo)

生え抜きの期待星ノエ・カリージョの悲劇的な負傷離脱

レアル・マドリードとの親善試合において、スタメンとして出場していたミッドフィールダーのノエ・カリージョが、前半18分に負傷交代を余儀なくされる悲劇に見舞われました。カレラスとの激しい球際の争いの際、競り合いの中で左足首を不自然に痛め、ピッチに倒れ込みました。カリージョは非常に激しい痛みを訴え、一度は這うようにしてピッチ外へと出たものの、最終的には立ち上がることができず、クラブのコーチングスタッフ2名に支えられながらロッカールームへと直行しました。

下部組織出身のカリージョは、今夏のプレシーズンで素晴らしいコンディションを維持しており、アントニオ・イダルゴ監督が開幕戦のスタメンとして起用することを明言していた期待の星でした。負傷直後は一時的にデポルティーボが10人での戦いを強いられ、急遽キャプテンのディエゴ・ビジャレスが交代としてピッチに送られました。 (via Mundo Deportivo)

主力イェレマイを襲う恥骨結合炎と開幕戦への暗雲

プレシーズン中、最もファンを悩ませているのが、カナーリアス出身の若きエースであるイェレマイの不在です。イェレマイは以前から恥骨結合炎(パブアルヒア)を患っており、この夏のプレシーズンマッチには1分も出場することができていません。レアル・マドリード戦での復帰も期待されていましたが、やはりコンディションが整わず欠場となりました。

17日のエルチェとの開幕戦に向けて、彼の不在は攻撃陣の創造性を大きく損なう懸念材料となっており、早期の回復が待ち望まれています。 (via SPORT)

移籍市場でのフェルナンド・ソリアーノSDの動きとバイエルン神童への関心

デポルティーボのスポーツディレクター、フェルナンド・ソリアーノは、移籍市場の最終盤に向けてチームに大きな厚みをもたらすための補強に動いています。現在のターゲットとして急浮上しているのが、バイエルン・ミュンヘンに所属する19歳の有望なミッドフィールダー、フェリペ・チャベスです。チャベスは今夏のバイエルンのプレシーズンで非常に高い評価を得ており、バイエルン側は彼のさらなる成長のためにレンタルでの修行先を模索しています。

チャベスにはヴォルフスブルクやセグンダのパーダーボルン、さらにポルトガル1部のクラブも関心を示していますが、デポルティーボは獲得競争で優位に立つべく、すでにバイエルン側と公式な話し合いを開始しています。 (via ElDesmarque)

実力派FWファビオ・シウバを巡る獲得競争

さらに、前線の決定力を強化するため、ドイツのドルトムントが保有するポルトガル人フォワード、ファビオ・シウバの獲得にも乗り出しています。シウバは2年前にラス・パルマスへ期限付き移籍し、24試合で10ゴールを挙げてスペインリーグでの適応力を完全に証明した実力者です。

しかし、シウバに対してはレアル・ソシエダやビジャレアルといったプリメーラの有力クラブも熱烈な関心を示しており、保有元が設定している条件と相まって、獲得に向けた交渉は熾烈な争いとなる見通しです。 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

デポルティーボは伝統のテレサ・エレーラ杯でレアル・マドリード相手に大健闘を見せたものの、決定機からのカウンターで失点し、最後までルニンの壁を破れず0-1で敗北を喫しました。さらに若手ノエ・カリージョの不慮の足首負傷やイェレマイの回復遅れなど、17日の開幕エルチェ戦を前に戦力面での懸念が広がっていますが、フロントはフェリペ・チャベスやファビオ・シウバといった実力者の獲得に向けて精力的に移籍市場を動いています。