ベルナベウ騒音問題が再燃
改修後のエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウをめぐる騒音問題でクラブと対立している住民団体「ベルナベウ被害者住民協会」が、マドリード市役所を相手取り新たな行政訴訟を起こしました。
住民側が問題視しているのは、昨年11月にベルナベウで開催された米プロフットボールリーグ(NFL)の公式戦に対して市役所が出した開催許可です。協会側は、この試合が騒音規制法に定められた特例措置の対象外であり、市が必須手続きを省略して違法に許可を出したと主張しています。
国の騒音法が定める特例許可は、国軍の日やローマ教皇の来訪、サッカー男子スペイン代表のワールドカップ優勝祝賀会など、国家的な特別行事や公的・宗教的・文化的な重大イベントに限られています。住民側は、民間企業が主催する商業目的のスポーツ興行がこうした特例に該当するのは法的に失当であると訴えています。
これに対し、マドリード市長のホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダは『問題があると信じる住民が法的手続きに進む権利自体は尊重する』と前置きしつつも、『コンサートの騒音議論は別として、スポーツ施設でスポーツイベントが開催されるのは至極当然のことだ』と猛反発。今年ベルナベウで予定されているNFL公式戦についても『昨年と同様に問題なく開催される』と強気の姿勢を崩していません。(via Mundo Deportivo)