【争奪戦の裏側

ザビリの獲得劇の裏には、クラブのスポーツ・ディレクターを務めるチェマ・アラゴンSDによる長期にわたる密着マークと巧みなスカウティングがありました。

モロッコのマラケシュで生まれたザビリは、ポルトガルのファマリカンU-23で6試合5ゴールを記録し、トップチーム昇格後も20試合で7ゴールを挙げて頭角を現しました。さらにモロッコ代表として優勝と得点王に輝いたU-20ワールドカップの舞台でも活躍し、セビージャFCをはじめとする欧州主要クラブの注目を集めていました。

昨冬の市場でレンヌが1000万ユーロの移籍金を投じて獲得したものの、フランスでは公式戦6試合の途中出場(0ゴール)に留まり、今夏にレンタル先を探すことになりました。買い取りオプション付きでの獲得を目指したオリンピック・マルセイユやヴェネツィアといった競合クラブに対し、ラシンは迅速な動きで純粋なローン移籍の合意を取り付け、争奪戦を制しました。(via Estadio Deportivo)