勝負を分けた2トップ変更の采配と直前の胃腸炎トラブル
この試合で大きなポイントとなったのが、フネス監督のハーフタイムおよび後半途中の素早い選手交代とシステム変更でした。
前半を0-1で折り返すと、指揮官は後半開始と同時にエイナル・ガリレアに代えてパブロ・ラモンを投入し、中盤の強度とポゼッションの安定を図りました。さらに67分には、ダニ・ロレンソとイザン・メリノを下げ、怪我明けのアドリアン・ニーニョとカルロス・プガをピッチへ送り込みました。これにより前線を2トップへ変更したことが奏功し、相手陣内での存在感と攻撃の奥行きが一気に増すこととなりました。フネス監督も『2人のストライカーを並べたことで、相手の深い位置で起点を作ることができるようになり、攻撃の幅が広がった』と手応えを語っています。この采配が結果的に83分のコーナーキックからの同点弾へと繋がりました。
なお、この試合では直前に緊急トラブルが発生していました。中盤の要として期待されていたカルロス・ドトルが試合直前にウイルス性胃腸炎を発症して突然の欠場を余儀なくされ、中盤の構成変更を迫られていました。
この試合の先発メンバーは、ゴールキーパーにアルフォンソ・エレーロ、ディフェンス陣にラフィタ、アンヘル・レシオ、エイナル・ガリレア、サリナス(87分にベロカルと交代)。ミッドフィルダー陣にはラルビア、イザン・メリノ、マルティネス、ホアキン(61分にフアン・クルスと交代)。フォワード陣にはダニ・ロレンソとチュペが名を連ねていました。 (via Estadio Deportivo)