2試合未消化の変則順位表と過密日程の衝撃
現在アスレティック・ビルバオは、ラ・リーガ第8節終了時点で2試合の未消化試合を抱えるという極めて異例の「変則的な時間軸」の中で戦っています。しかし、順位表を精査すると、この試合未消化によるダメージは「最小限の悪」に留まっていることが分かります。
首都Madridでのラヨ戦中断により勝ち点8のまま足踏みとなったものの、周囲のライバルたちの結果によって順位を維持できています。具体的には、レアル・マドリードに敗れたビジャレアルが得失点差±0に後退したため、得失点差+1を保持するビルバオが10位をキープしました。一方で、エルチェCFと引き分けたセルタ(得失点差+2)にはかわされたものの、空いた期間でも他クラブの追撃を最小限に抑えています。
現在のラ・リーガは極めて混戦模様を呈しており、9位のセルタから16位のオサスナまで実に8チームが「勝ち点8」で並ぶ過密地帯となっています。ビルバオは欧州カップ戦圏内である6位レアル・ソシエダ(勝ち点13)まで5ポイント差、7位Alavesまで3ポイント差につけています。降格圏である18位エルチェCF(勝ち点6)ともわずか2ポイント差ですが、仮に未消化のレバンテ戦とラージョ・バジェカーノ戦で2連勝を飾った場合、勝ち点は14まで跳ね上がり、セビージャFCと並ぶ「5位」まで急浮上計算となります。
ただし、今後の日程面では猛烈な負荷がかかることになります。10月21日水曜日には延期されていたレバンテ戦が控えており、さらに未定となっているラージョ・バジェカーノ戦の残り75分間の振替日としては11月4日水曜日案が浮上しています。仮に11月4日に組まれた場合、11月1日のレアル・ソシエダとの熱狂的なダービーマッチ、そして11月7日のオサスナ戦という激闘に挟まれる格好となり、一気に疲弊するリスクを抱えます。
9月19日のAlaves戦から10月17日のバレンシア戦までの約1ヶ月間、公式戦から遠ざかっていたチームは、メスタージャでの一戦を皮切りに、22日間で6試合(ラージョ・バジェカーノ戦が入れば7試合)を消化する怒涛の超過密日程へと突入します。「ゼロから100」へと一気に加速するタフな戦いが始まります。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
約1ヶ月に及ぶ試合空白期間を経て、アスレティックは今週末から怒涛の過密日程へと突入します。アレスオの劇的な肉体改造と意識改革、そしてデ・マルコスの指導のもとで固めた守備陣が、アギーレ新体制のバレンシアを下して上位浮上の足がかりを掴めるか注目です。