フリアン・アルバレスの去就問題 バルセロナの正式オファーとクラブの反応
フリアン・アルバレスの未来を巡る問題は、この夏最大のメロドラマになる様相を呈しています。バルセロナがマテウ・アレマニー宛てにメールで1億ユーロの正式オファーを送ったことが確認されました。しかしアトレティコ側はこれをバルサの嘘だと否定し、公式なオファーはないと主張しています。両クラブのスポーツディレクターであるデコとマテウ・アレマニーの個人的な確執も、この交渉をより複雑なものにしています。
アトレティコは非公式な動きに不快感を示し、SNS上でバルセロナがペドリ、ラミン・ヤマル、ハフィーニャなどにオファーを出したと皮肉るメッセージを投稿しました。さらにはネグレイラ事件や、ダニ・オルモ、パウ・ビクトルの登録問題にも言及し、バルサの選手たちの画像を使用するという異例の攻撃的な姿勢を見せました。バルセロナ側はこの挑発に不快感を抱きつつも、公の場での反論を避けて冷静な対応を貫いています。
アルバレス自身はより野心的なプロジェクトを求めて退団を希望しており、代理人のフェルナンド・イダルゴを通じてクラブに意思を伝達しました。イダルゴはバルセロナ市内のホテルで極秘に会談を行っています。アトレティコはアルバレスと2030年までの契約を残しており、5億ユーロの契約解除金が存在することを盾に、移籍金として1億5000万ユーロ近い金額を要求しています。これは、フェラン・トーレスやマルク・カサドといった選手が取引に含まれない限り、バルセロナには手が届かない額です。
アルゼンチンのジャーナリストであるガストン・エドゥルは、この状況について次のように解説しています。『フリアンが来季もアトレティコ・マドリードでプレーするのは非常に難しいだろう。アトレティコは自らの資産を守るために1億5000万ユーロに近い金額を求めており、彼らの立場からすればそれは正当なことだ。この交渉は非常に長く複雑なものになり、ワールドカップ期間中も間違いなく続くだろう。』ちなみに、ディエゴ・シメオネ監督は過去にマンチェスター・シティに所属していたアルバレスを説得するため、何度も直接電話をかけていたというエピソードもあります。
(via Mundo Deportivo / AS / SPORT)