補強の舞台裏

ヘタフェCFのアンヘル・トーレス会長がラジオ番組に出演し、過熱するフリー移籍市場での補強動向とクラブ運営の裏側を激白しました。(via Estadio Deportivo)

現在無所属となっている37歳のベテランMFダニ・パレホの獲得交渉に関して、トーレス会長はラ・リーガの「アバール(役員個人保証)規定」に対して強い不満と疑問を呈しました。34歳のカルバハル獲得と37歳のパレホ獲得において、年齢によって保証のハードルが大きく異なる点について『自分たちクラブ側が承認した規律とはいえ、実際に直面して初めてその不合理さに気づかされます。34歳と37歳で一体何がそんなに違うというのでしょうか』と苦言を呈しました。しかし、パレホ獲得自体を諦めたわけではなく、『彼とは闘牛場で会って直接話し合いました。決断を下すための数日間の猶予を与えているところです。彼が「よし、やろう」と言えば、私は決して後戻りしません』と述べ、選手の意志次第で即座に獲得へ動く準備があることを明かしました。(via Estadio Deportivo)

さらに、今夏のフリー市場で最大の注目株となっている26歳の元イングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得交渉について、驚くべき真相を公表しました。ヘタフェはこの電撃獲得に向けて、実は過去4ヶ月間もの長きにわたり水面下で密かに追跡を続けてきたというのです。『サンチョの件は紛れもない事実です。私は実に4ヶ月間にわたってこの件を追い続けてきました。彼がフリーエージェントとなったため、我がクラブから最終オファーを提示しました。彼は26歳で、マンチェスター・ユナイテッドやアストン・ヴィラでプレーしてきたトップ選手です。カタールをはじめ各国のクラブから高額オファーが届いており、非常に難しい交渉であることは確かです』と交渉の激しさを説明しました。(via Estadio Deportivo)

会長自身は外国語を話さないため、主に代理人を介してアプローチを続けており、選手に過度なプレッシャーをかけず静かに決断を待つスタンスを貫いています。『彼も26歳になり、素晴らしい実力を持っています。焦らせてプレッシャーをかけるのではなく、落ち着いて本人の決断を待つ必要があります』とコメントしました。(via Estadio Deportivo)

最後に、負傷者に苦しむホセ・ボルダラス監督の現状についても言及しました。特にプレシーズンマッチでの悪質なタックルによりMFクリスタントゥス・ウチェが長期離脱を余儀なくされたことが、チーム構想に大打撃を与え、指揮官のストレスとなっていることを認めつつも、『ウチェの負傷離脱はクラブにとってあまりにも大きな痛手であり、監督が不満を抱くのも無理はありません。しかし、彼は最初からチームに留まると言ってくれており、彼の続投と手腕には絶対の信頼を置いています』と語り、監督への不変の信頼を強調しました。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ダニ・カルバハルの正式入団会見により、冬の離脱説や給与問題が完全に払拭され、欧州戦参戦やスタジアム改修を見据えたヘタフェの情熱的なプロジェクトが本格始動しました。さらにアンヘル・トーレス会長は、37歳パレホの獲得待ちに加え、4ヶ月間にわたり追跡してきた26歳サンチョへの最終オファー提示を明かすなど、クラブの大きな野心が白日のもとに晒されています。月曜日のラヨ戦でのカルバハル即デビューを含め、新生ヘタフェから目が離せません!