鉄人ドナトのコンディション維持法 スーペル・デポルを支えた伝説的キャリアと独自のトレーニング哲学

1993年にデポルティーボ・ラ・コルーニャへ加入し、その後10年間にわたって青と白のユニフォームを纏い続けたドナト。いわゆる「スーペル・デポル」黄金期の中心選手およびリーダーとしてクラブに君臨し、ラ・リーガ優勝1回、コパ・デル・レイ優勝2回、スーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝3回という輝かしいタイトルをもたらしました。

2003年に40歳で惜しまれつつ現役を引退しましたが、長期間にわたりトップレベルで活躍できた裏には独自のコンディション管理がありました。夜遊びを控え、身体をケアすることは徹底していたものの、極端な食事制限や厳格な栄養管理を行っていたわけではありませんでした。

何よりも重要視していたのはトレーニングであり、特に30分から35分間のランニングを好んでいました。故郷ブラジルの山やビーチで行われていた走力強化を自ら実践し、スペインのチームで行われていたピッチ周りの15分程度の軽い走り込みとは一線を画していました。さらに夏のプレシーズンが始まる2週間前から自主トレーニングを開始して身体を作っていたため、夏場に負傷離脱することが一度もありませんでした。

身体面の準備だけでなく、ピッチ上での戦術眼も息の長い活躍を支えました。ボールがどこに落ちてくるかを予測し、スプリントをかけるべきタイミングを見極めるなど、試合を読む能力を長年かけて磨き上げました。ピッチに入ると人格が変わるほどの強い情熱を持って毎試合に臨んでいました。 (via Estadio Deportivo)