バライードスにピケとクララ・チアが降臨!大逆転劇の舞台裏とピケが抱くヴィーゴのトラウマ
今週月曜日、バライードスで行われたセルタ・フォルトゥーナとアンドラによる一戦は、ピッチ上だけでなくスタンドでも大きな注目を集めました。この記念すべきホーム開幕戦には、悪天候にもかかわらず、リザーブチームの試合としては極めて異例の6445人ものセルタサポーターがスタジアムに詰めかけ、熱い声援を送りました。
貴賓席にはクラブの代表者や地元ヴィーゴ市の幹部が顔を揃えていましたが、そこから数メートル離れたプライベートボックスには、スペインのメディアから常に注目を集めるカップル、ジェラール・ピケと恋人のクララ・チアの姿がありました。
ピケは自身が率いる投資会社Kosmosを通じてアンドラを所有しており、この日はチームの応援のためにヴィーゴを訪れていました。試合前にはヴィーゴの街を散策し、プリンシペ通りにある「El Club del Café」で一般客の写真撮影に応じるなど、リラックスした様子を見せていました。
しかし、スタジアムに入ってからの展開は彼にとって望ましいものではありませんでした。ハーフタイム直後にはアンドラが2点リード(0-2)を奪い、ピケも勝利を確信していた様子でした。ところが後半、セルタ・フォルトゥーナが驚異的な粘りを見せて大逆転劇を演じます。特に後半アディショナルタイムにアルバロ・マリンとアンタニョンが立て続けにゴールを突き刺し、4-2で劇的な逆転勝利を飾った瞬間、ピケは険しい表情で頭を抱え、憂鬱な顔を浮かべるしかありませんでした。
実は、ピケにとってバライードスは現役時代から数々の悪夢を見てきた「鬼門」のスタジアムです。
バルセロナの主力センターバックとして活躍していた現役時代、ピケはバライードスでセルタと7回対戦していますが、その戦績は2敗3分けと大きく負け越しています。リーガにおいて、レアル・マドリードを除けば、ピケがこれほど高い確率で勝利を逃したスタジアムは他にありません。
特に、エドゥアルド・ベリッソ監督が率いるセルタに1-4で大敗した2015年の試合や、3-4で敗れた2016年の乱打戦では、セルタの絶対的エースであるイアゴ・アスパスに徹底的に翻弄され、ピケが失点シーンの主役になってしまう場面が何度も浮き彫りになりました。この時期からアスパスはバルセロナの守護神テア・シュテーゲンの「天敵」となりましたが、その背後には常にピケの苦悩がありました。
また、2013年にはセルタがわずか4.01%の可能性から奇跡の1部残留を決めた最終節で、ナチョ・インサとボルハ・ウビーニャのゴールによる2-2の引き分けをピケはピッチ上で目撃しています。2018年のコパでの1-1、さらに2020年6月にはアディショナルタイムにアスパスに芸術的なフリーキックを決められて2-2の同点に追いつかれるなど、バライードスでのピケは常に「試合終盤の劇的なドラマ」の被害者となってきました。
今回のアンドラ戦で、後半アディショナルタイムの劇的な連続ゴールによって逆転負けを喫したことは、ピケにとってまさに現役時代に何度も見せつけられた光景そのものであり、言葉通り「デジャブ」のような苦い経験となりました。 (via SPORT)
【本日の総括】
移籍市場の最終盤に向けたカルレス・ペレスの放出への3つのアプローチ、新加入ドリオエシュの驚異的な「ジョーカー」としての分析、そしてバライードスでの劇的大逆転劇をスタンドで見守ったピケの宿命的なエピソードと、本日のセルタはピッチ内外で非常に濃密な話題に包まれています。