コルベラン監督の退任否定とロッカールームの結束、フリー補強への見解

開幕4試合でわずか勝ち点1にとどまり、最下位に沈むバレンシアにおいて、カルロス・コルベラン監督の進退問題が大きな注目を集めています。セビージャ戦前の公式記者会見に臨んだ指揮官は、普段以上にエネルギッシュな口調でメディアに対応し、自らの辞任や解任論を明確に否定しました。

前監督ルーベン・バラハが遺した『船が沈む時はキャプテンも共に沈む』という言葉を引き合いに出されたコルベラン監督は、『初年度は命を懸けて困難な状況から目標を達成した。2年目も同様だ。開幕4試合を終えた今も私の意志は一切変わっていない。自分がコントロールできること、つまり明日のセビージャ戦でチームが100%のパフォーマンスを発揮することだけに集中している。過去の成果とこれから達成すべき仕事に対して自信を持っている』と強い口調で語り、辞任の意思が皆無であることを強調しました。

さらに、メディアの間で囁かれる「ロッカールームの求心力低下」や「選手との亀裂」という噂に対しては強い不快感を表明しました。『0.1%でも出場の可能性があれば全員がセビージャへ飛ぼうとしている事実を見てもらいたい。リオハはスパイクを削り、ギドは医療許可なしでもプレーしようとし、デ・ハースは1日の練習で復帰した。不正確な意見を何度も繰り返すことで真実かのように見せかけようとする動きがあるが、私はピッチで見せる選手たちの姿勢と結束を何よりも信頼している』と反論し、選手との固い絆をアピールしました。

また、ウマル・サディクの長期離脱に伴い無所属のフリー選手を獲得する緊急補強の可能性については懐疑的な見解を示しました。『未来のことは分からないが、現在見つめるべきは目の前にあるリソースだ。前線にはウーゴ・ドゥロ、ダンジュマがおり、Bチームからアイマール・ブラスケスも加わっている。ジャウメ・ドゥラやオトルビといった若手を含め、彼らの能力を最大限に引き出すことが私の義務だ』と語り、現有戦力と下部組織の力で乗り切る方針を掲げました。

最後に、今季開幕直後に8月だけで3試合を連戦させたラ・リーガの過酷な日程にも触れ、『開幕直後の8月に3連戦を強いるスケジュールは、選手の身体にとって絶望的なリスクを伴う。これは医療スタッフやトレーニングの責任ではなく、過酷な日程がもたらした必然的な負傷の連鎖だ』と不満を露わにしました。(via Superdeporte)