セビージャ戦の公式招集メンバー発表とリオハ&ギドの執念

金曜夜に敵地サンチェス・ピスフアンで行われる第5節セビージャFC戦に向け、カルロス・コルベラン監督が公式招集メンバー23名を発表しました。

今回の遠征における最大の朗報は、足首の捻挫から復帰を果たしたDFユスティン・デ・ハースの招集入りです。全体練習参加は1日のみとなったためベンチスタートが濃厚とされていますが、崩壊寸前の守備陣において貴重な選択肢となります。

その一方で、チーム内では負傷を押してでもチームに貢献しようとする主力選手たちの凄絶な舞台裏が明かされました。

踵(しょう骨)の痛みに苦しむルイス・リオハについて、コルベラン監督は会見でその悲壮な試みを明かしました。『リオハは踵を踏み込む際に激痛を抱えており、走ることが困難な状態だ。彼は何とか骨への圧力を減らそうと、自身のスパイクをナイフで削り、スタッド(ポイント)まで取り除いてプレーしようと試みた。文字通り皮膚を削るような思いでチームを助けようとしていたが、スパイクなしでプレーするわけにはいかず、断念せざるを得なかった』と語り、怪我の悪化により招集外となった経緯を説明しました。

さらに、怪我で今節の出場が不可能なギド・ロドリゲスに関しても衝撃的な事実が明かされました。『ギドは医療陣からの出場許可(アルタ・メディカ)が出ていない状態にもかかわらず、自ら全体練習に加わり、許可なしでもセビージャ戦のピッチに立つと直訴してきた。しかし、私は選手たちの将来を守る立場であり、許可のない選手を出場させるわけにはいかない』と指揮官は明言。それでもギドは、古巣ベティス時代に過ごした所かりのあるセビージャへの遠征に「同行」し、精神的支柱としてチームをサポートすることを強く志願し、遠征バスに乗り込みました。

現在チームはムクタル・ディアカビ(左足長内転筋損傷で1ヶ月以上の長期離脱)、ウマル・サディク、ディミトリ・フルキエ、ホセ・コペテ、ディエゴ・ロペス、セルジ・カノスら大量の負傷者を抱えており、下部組織(バレンシア・メスタリャ)からダビド・オトルビ、アイマール・ブラスケス、イケル・コルドバ、アレハンドロ・パナチ、ジャウメ・ドゥラ、マヨールの6名が急遽トップチームの招集枠を埋める事態となっています。(via SPORT)