クラブ売却動向 ゴールドマン・サックス主導でアメリカの投資家を模索

セビージャFCのクラブ売却に向けた動きに新たな展開がありました。クラブの株式の85%を保有する主要株主たち(カリオン家、アレス家、カストロ家、ギハロ家、デル・ニド・ベナベンテ氏、A-Cap)は、世界最大級の投資銀行であるゴールドマン・サックスに売却の主導権(独占権)を委託し、売却の舞台をアメリカへ移すことを決定しました。

昨年末にはセルヒオ・ラモスやFive Eleven Capitalへの売却が頓挫し、その後も信頼性に欠ける投資家たちの噂により売却プロセスが遅延していました。今回、スポーツビジネスを最もよく理解しているとされるアメリカの投資家をターゲットにすることで、取引をより専門的かつ国際的に進める狙いがあります。

ゴールドマン・サックスはセビージャの主要な劣後債権者でもあり、クラブが早期に資金再構築を果たして融資を回収するためにも、この売却プロセスを成功させる強い動機を持っています。ただし、これはゴールドマン・サックスがクラブのオーナーになるという意味ではありません。

売却プロセスは独占交渉ではなく、3〜4の有力な投資家と並行して交渉を進める予定で、遅くとも2026年末から2027年1月までの売却完了を目指しています。なお、Bibium CapitalとMA Abogados(アルベルト・ペレス・ソラーノ弁護士)も引き続き財務・法務アドバイザーとして参加します。一部で噂されていたハビエル・ボティン氏のJB Capital Marketsは、セルヒオ・ラモス側のアドバイザーであったため、現在のクラブ売却には一切関与していません。

(via Estadio Deportivo)