クリスティアーノ・ロナウドへの波紋
W杯のコンゴ民主共和国戦で1-1の引き分けに終わったポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドに対し、ピッチ内外で容赦ない言葉が浴びせられている。コンゴDRのMFンガライェル・ムカウは試合後、『正直言って、クリスティアーノに対する特別な対策は何もしていない。彼はもう昔の彼ではないし、少し年をとったからね』と発言。さらに、リスボンのコメルシオ広場に集まったコンゴDRのファンたちは、歴史的な勝ち点獲得に大熱狂し、沈黙するポルトガルファンを前にロナウドのSiuuuパフォーマンスを真似て嘲笑する動画が拡散された。
解説陣からも厳しい声が飛んでいる。ティエリ・アンリはテレビ番組で、ロナウドがブルーノ・フェルナンデスのパスコースを妨害したシーンを取り上げ、『テレビを見ている皆さん、重要なのはチームが得点することであって、あなたが得点することではない。彼は自分が点を決めたいからブルーノの軌道に入り込み、ディフェンダーの守備を簡単にしてしまった。彼はいま9番としてプレーしているが、彼は一度も9番だったことはない』と痛烈に批判。元イングランド代表のクリス・サットンも『ロベルト・マルティネス監督は彼をピッチから下ろすことを恐れている。ロナウドは監督ではない』と起用法を非難した。
(via SPORT / MARCA / 3Cat)
コンゴDRの銅像男
歴史的な勝ち点を獲得したコンゴ民主共和国代表のスタンドには、世界中で話題になっている伝説のファンが存在する。ミシェル・クカ、通称ルムンバ・ベアと呼ばれる彼は、試合中の90分間(延長戦も含め)、右腕を空高く挙げたまま完全に静止し続けるというパフォーマンスを行っている。これは、コンゴ独立の父であり、1961年に暗殺されたパトリス・ルムンバのキンシャサにある銅像を模したものである。
アフリカネイションズカップでカメラに抜かれてバイラルスターとなった彼は、今や国の尊厳、自由、そしてアイデンティティの象徴となっている。今回のアメリカ大会では、スポーツ省やサッカー連盟から車両を贈られるなど公式に認められ、代表チームの遠征に正式メンバーの一員として帯同している。他のファンのように歌ったり飛び跳ねたりはしないが、彼の静寂で荘厳な姿は大会で最も力強いビジュアルの一つとなっている。
(via 3Cat)
フィラデルフィアのロッキーの呪い
フィラデルフィアの街で、スポーツ界で恐れられている有名なジンクス「ロッキー像の呪い」がW杯でも発動した。フィラデルフィア美術館の前にある映画ロッキーの主人公ロッキー・バルボアの銅像に、対戦相手のファンが自チームのユニフォームを着せると、そのチームは重要な試合で必ず負けるという都市伝説である。
今回、コートジボワールとの試合を前に、エクアドルのファン数人がロッキー像にエクアドルのユニフォームを着せるというタブーを犯した。その結果、エクアドルは終盤に失点し0-1で敗北。この呪いは過去にもNFLなどで対戦相手が同じことをして敗れており、ペンシルベニア州の観光局もSNSで『ロッキーに服を着せないで』と冗談交じりに警告を出している。
(via 3Cat)