キリアン・ムバッペ フランスを牽引し負傷の不安も一掃
W杯準々決勝モロッコ戦で、キリアン・ムバッペがフランスを2-0の勝利と準決勝進出に導きました。前半25分にマズラウィのタックルを受けて自らPKを獲得したものの、シュートが甘くGKヤシン・ボノにセーブされました(VAR確認等で3分以上待たされた影響もありました)。しかし後半60分、ペナルティエリアの角で4人に囲まれながらも、信じられないようなコースを見つけて右足で強烈なシュートを放ち、先制ゴールを記録。直後にはウスマン・デンベレの追加点をアシストし、MVPに選出されました。
これで大会8ゴールとなり、アルゼンチンのリオネル・メッシに並んで得点ランキングトップに立っています。
76分には足首を痛めた様子でピッチに座り込み、マテタと交代。ベンチで右足首にアイシングをしており負傷が懸念されましたが、試合後は笑顔で挨拶していました。ミックスゾーンでのインタビューで彼は次のように語りました。
『大丈夫だ。足首に打撃を受けたけど問題ない。マテタの方が最後の15分プレーするのに僕より適していた。だから僕が下がり、彼が入り、危うくゴールを決めそうになった。ポジティブなことだ』
『準決勝の相手については何も気にしていない。準決勝はスペインでもベルギーでも常に難しい試合になる。明日の結果を見るよ』
『僕はフランス代表にいると心地よい。このチーム、このグループにはとても愛着がある。何年も前から知っている友人がたくさんいるし、僕を年上の選手として見ている若手もいる。ピッチ内ではサッカーのプレーを知っている一人の選手に過ぎないが、僕は感情面でチームの手本にならないといけない。W杯でプレーすることがどういうことか知っているし、それをチームメイトに教えなければならない』
また、フランスのジャーナリストからの重圧について冗談交じりにスペインメディアにこう明かしました。
『僕たちはチームであり、W杯で歴史を持つ国だ。国の歴史と、フランスのためにプレーするプレッシャーを理解しなければならない。何が何でも勝たなければならないんだ。もし勝てなければ、ここにいるフランスのジャーナリストたちに殺されてしまうよ(笑)。質の高い選手はいるが、チームとしてプレーしている。我々は団結しており、全員が勝つという同じ方向を向いている』
ディディエ・デシャン監督も彼を称賛し、『多くの人はキリアンが自分のことしか考えない独裁者のようなものだと思っているが、彼はキャプテンとして模範的だ。多くのゴールを決める以上に、ピッチでの行動でそれを示している。PKについては、VARの確認で非常に長い時間がかかったため、言い訳はしないが簡単な状況ではなかった』と擁護しました。
また、過去にはユルゲン・クロップが、モナコ時代(2017年)のムバッペをリヴァプールに引き抜こうと画策し、5部屋ある巨大なプライベートジェットでニースまで飛び、誰にも見られないよう上空を旋回しながら機内で家族と会食・交渉したものの、結局PSGへ行かれてしまったというエピソードをドイツのテレビ番組で笑いながら暴露しています。さらにパラグアイのセレステ・アマリージャ上院議員からSNSで人種差別的侮辱を受けていた件で、彼女はアカウントを取り戻した後も挑発的な投稿を行っています。 (via ElDesmarque) (via MARCA) (via SPORT)