ジョニー・カルドーゾの復帰と圧巻スタッツ 中盤の要としてダービー先発に名乗り

オサスナ戦で今季初のスタメン出場を果たし、見事なパフォーマンスを披露したアメリカ代表MFジョニー・カルドーゾが、ファンやメディアの間で称賛の嵐を巻き起こしています。

今年5月7日、右足首の重度捻挫と靭帯部分断裂という選手生命を脅かす重傷を負ったカルドーゾは、母国アメリカで開催されたワールドカップ出場という夢を断念してまで早期の手術と完全なリハビリを選択しました。今夏クラブが4000万ユーロを投じてデンマーク代表モルテン・ヒュルマンを獲得したこともあり、ポジション争いの厳しさが懸念されましたが、血の滲むような肉体的・精神的トレーニングを経てピッチへ戻ってきた背番号5は、その真価を完璧に証明しました。

オサスナ戦におけるカルドーゾのデータは圧巻の一言です。パス成功率は95%(77本中81本成功)、相手アタッキングサードへのパス成功率は94%(16本中17本成功)、ロングパス成功率は100%(4本中4本成功)を記録。さらに5回のボール回収と5回のプログレッシブキャリーを達成しました。特に圧巻だったのはアレックス・バエナのゴールを演出した場面です。中盤でバックヒールを使って鮮やかにボールを奪うと、そのまま力強く推進し、華麗なコントロールで相手DF2人を一気に置き去りにして決定的なラストパスを送り届けました。また、左サイドのアレハンドロ・グリマルドが前線へ上がった際の広大な背後スペースを完璧にカバーし続け、守備のバランスを完全に保ちました。

試合後、シメオネ監督は『今日見せたようなプレー、あるいはレアル・ソシエダ戦で途中出場した際に見せたプレーこそが、彼が続けるべき道だ。これこそが監督に彼を起用させる理由になる』と手放しで絶賛。これに対してカルドーゾ本人も『厳しい手術を乗り越え、足首の痛みに苦しむ数か月を過ごしてきた。ホームでクリーンシートを保ち、勝利でチームに貢献できたことに勝る復帰の形はない』と感無量な面持ちで語り、『監督から大きな信頼をもらえたことに感謝している。だが、すべては自分次第だ。数分間の出場であっても、チームが必要とするときに100%で動けるよう準備を続ける』と謙虚に意気込みを語りました。かつてガビやティアゴが君臨した「背番号5」の正統な後継者として、週末のダービーマッチでスタメンに抜擢される可能性が極めて高まっています。(via MARCA)