ビクトル・ツィガンコフ獲得への本腰と幻に終わったセバージョス
セルタ・ヴィゴの今夏の移籍市場は、土壇場で新たな方向転換を強いられる事態となりました。当初はアンドレ・アルメイダの動向を追いつつ、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスに所属するエセキエル・セバージョスの獲得が確実視されていました。スポーツディレクターのマルコ・ガルセスはセバージョス個人との間で契約条件に完全合意しており、バルセロナでのメディカルチェックのスケジュールさえ取り沙汰されていたものの、ここに来てセバージョスがボカ・ジュニオルスとの契約延長に急接近したため、獲得の可能性がほぼ消滅しました。これを受け、フロントとクラウディオ・ヒラルデス監督は補強のターゲットをジローナFCのウクライナ代表ウインガー、ビクトル・ツィガンコフへ急遽変更しました。右ウイングの強化を熱望していたヒラルデス監督にとって、ツィガンコフはまさにうってつけの存在です。ジローナが2部リーグ(LALIGA Hypermotion)へと降格したことに伴い、ツィガンコフの契約解除条項は従来の3000万ユーロから1000万ユーロへと大幅に下落しており、本人も2部でのプレーを強く拒否して開幕戦レガネス戦の出場を頑なに拒んでスタンドから観戦するなど、移籍に向けた不満を露わにしています。セルタはこの状況を利用して格安での引き抜きを狙っていますが、エスパニョールやオランダのアヤックスなどライバルクラブとの激しい争奪戦が展開されています。なお、マルコ・ガルセスSDは先日の記者会見で、もしセバージョスの獲得が破談になった場合の備え(バックアッププラン)があることを明かしており、その代替案は監督やフロントも非常に気に入っている選手であるものの、現時点でその氏名は非公開のまま伏せられています。(via ElDesmarque)