ハフィーニャの「偽9番」での覚醒とプラン成功 主審から口髭を褒められたRefCam音声の愉快な一幕
👨🏻レヴァンドフスキとフェラン・トーレスという、昨シーズンだけで合計40ゴール(レヴァンドフスキ19点、フェラン21点)を叩き出した強力なストライカー2人が今夏にクラブを去ったバルサ。得点源の流出に大きな不安が囁かれていましたが、ハンス・フリック監督は新たな得点構造を見事に構築しています。その中心にいるのが、ハフイーニャです。開幕戦のエルチェ戦でのダブルパックに続き、アスレティック戦でも冷静にネットを揺らし、公式戦ですでに3ゴールをマーク。ブラジル人アタッカーは、本来のウイングの役割から「偽9番(Falso 9)」としての役割へとコンバートされ、見事な結果を出しています。
ハンス・フリック監督は試合後の記者会見で、『ハフィーニャが今のフットボール界で最高の「9番」なのかどうかは私には判断できません。しかし、私にとって最も重要なことは、得点を決めるのがハフィーニャであれ他の誰であれ、チームとしての戦術プランが完璧にピッチ上で機能することです。彼の類稀なダイナミズム、ディフェンスラインの背後を執拗に突く動き出し、そしてプレッシングの強度は、この偽9番という役割に100パーセント合致しています』と、キャプテンとしてのリーダーシップを絶賛しました。しかし、レジェンドOBのジョルジ・バルダーノ氏は別の見方を示し、『現在のバルサのスカッドには、エルチェのような同じクラスの相手をねじ伏せるだけの実力とリソースが十分に備わっている。だが、バルサが最終的にチャンピオンズリーグを奪還することを目指すのであれば、本物の「ストライカー(スペシャリスト)」を欠いた状態でそれが達成できるのか、私は大きな疑問を感じている。現在の市場は、才能よりも資金が膨れ上がっており、平凡な選手に天文学的な移籍金が支払われる状況だが、それでもバルサはレヴァンドフスキとフェランという2人のワールドクラスの穴を埋められる一流のストライカーを補強すべきだ』と警告しました。
そんな真剣な議論が飛び交う一方で、今シーズンからリーガに本格導入された審判用の録音技術「RefCam」が、試合開始前のコイントスの際に愉快な音声を拾っていました。主審がバルサのキャプテンとしてコイントスに臨んだハフィーニャに歩み寄り、非常にフランクなトーンで『ハフィーニャ、君のその口髭、とても素敵だね』と声をかけたのです。この予想外のファッショントークから試合が始まり、その直後に素晴らしいオープニングゴールを決めてピッチの主役となったハフィーニャの、大人の余裕を感じさせる舞台裏のディテールでした。(via SPORT / Estadio Deportivo)