モロッコ連盟会長のヤマルへの挑発

モロッコサッカー連盟のファウジ・レクジャ会長が、スペイン代表を選んだラミン・ヤマルに対して強烈なメッセージを送った。テレビ番組のインタビューに応じた会長は、ヤマルをモロッコ代表に引き入れるために両親とも何度もスペインやモロッコで面会し、彼らのプロジェクトを熱心に伝えたものの、最終的に断られた経緯を明かした。会長はヤマルの決断を尊重し成功を祈るとしつつも、『W杯の決勝で彼と対戦し、彼の選んだ道が本当に正しかったのかどうかをはっきりと証明してやりたい』と皮肉たっぷりに宣戦布告した。モロッコはブラヒム・ディアスをはじめ、欧州で生まれ育った二重国籍の選手を次々と招集することに成功しており、その国際的で安定したプロジェクトの強さに自信を見せている。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

ソマリア人審判の入国拒否と給与全額支給

W杯の審判団を巡り、米国とFIFAの間で異例の事態が発生した。大会のレフェリーに選出されていたソマリア出身のオマル・アブドゥルカディル・アルタン審判員が、米国マイアミの国境で11時間以上も拘束された末に入国を拒否され、強制送還されたのだ。米国務省および税関・国境警備局は、身元調査の過程でテロ組織のメンバーとの関連が疑われたため入国不適格と判断したと主張している。しかしFIFA側は、彼がスポーツ面での要件を完全に満たしており、今回の事態は本人の職務とは無関係な外的要因によるものだとして、彼を強く支持する姿勢を見せた。そして、大会で1試合も笛を吹いていないにもかかわらず、W杯のレフェリーとして割り当てられていた給与を全額支給することを決定した。失意の中でソマリアに帰国したアルタンだったが、空港では彼を支持する数千人の群衆から英雄として熱烈な歓迎を受け、彼のこれまでのスポーツ界での功績を称えるセレモニーまで開催された。 (via SPORT)