クロップの失言とミュラーのツッコミ

テレビの解説者としてW杯に参加しているユルゲン・クロップが、放送中に痛恨の失言をしてしまった。ドイツ代表の戦いぶりについてコメントしている際、ユリアン・ナーゲルスマン監督について『幸いなことに、まだナーゲルスマンがチームを選んでいる』と発言し、「まだ」という言葉を強調してしまったのだ。以前からクロップがドイツ代表の次期監督を狙っているという噂が絶えない中でのこの発言に、横にいたトーマス・ミュラーがすかさず『クロッポ、まだ6月だぞ。あんたの頭の中はもう9月になってるじゃないか!』と鋭く突っ込んだ。

このやり取りがドイツ国内で波紋を呼んだため、クロップは試合後に生放送で釈明する羽目になった。『今年最も嫌われる言葉を見つけてしまった。「まだ」という言葉だ。そのせいで自分の顔を殴ってやりたい気分だよ。とても自然に口から出てしまっただけで、全く深い意味はないんだ。明後日59歳になるというのに、私はまだ馬鹿なことを言ってしまう』と笑いを交えて謝罪し、ナーゲルスマンに向けて『君たちが何をしようと、私たちは完全に君たちの味方だ。この発言がチームのプロセスを邪魔するような意図は一切ない』と全面的な支持を表明して事態の収拾を図った。 (via MARCA)

バレンシアのエコな貯水槽とベティスの経済効果

ラ・リーガのクラブのスタジアムに関するピッチ外の動向も注目を集めている。バレンシアが建設を進めている新スタジアムであるノウ・メスタージャでは、環境への配慮として緑の建築が全面的に取り入れられる。その目玉となるのが、スタジアムの地下に設置される巨大な嵐のタンク(雨水貯留槽)だ。ピッチや屋根から集めた雨水をこのタンクで処理して再利用し、ピッチの散水に飲料水を一切使用しないシステムを構築する。これにより二酸化炭素排出量とエネルギー消費を大幅に削減し、環境に優しい最先端のスタジアムを目指している。

一方、レアル・ベティスは本拠地を一時的にラ・カルトゥーハ・スタジアムに移転して最初の1年を大成功で終えた。懸念されていた観客離れは起きず、逆に平均観客動員数はベニト・ビジャマリン時代の5万1542人から5万7427人へと11.4%も増加した。特にVIP席をこれまでの3倍にあたる約3700席に増やしたことが功を奏し、チケットやシーズンシートの収入は約500万ユーロ増の2700万ユーロに達した。来季のチャンピオンズリーグ出場により、この収入はさらに10%増加して3000万ユーロに迫ると予測されている。ただし、唯一の課題としてスタジアム周辺のアクセス問題が残されており、クラブは交通計画の改善に引き続き取り組んでいる。 (via SPORT / Mundo Deportivo)