守備陣の再構築と去りゆく選手たち

中盤や前線の補強が難航する可能性がある一方で、守備陣の再構築は着実に進んでいる。フロレンティーノ・ペレスは昨夏、アルバロ・カリージョ(フラン・ガルシア)、ディーン・ハイセン、トレント・アレクサンダー=アーノルドなどの守備的選手に総額1億2250万ユーロを投じたものの、彼らがスタメンに定着できなかった反省を踏まえ、今回は堅実な補強にシフトしている。

すでに獲得が内定しているのが、リヴァプールを契約満了で退団したフランス代表DFイブラヒマ・コナテと、インテルから約2000万ユーロの移籍金で獲得するオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースだ。この2人の加入により、守備の強度が大幅に向上することが期待されている。一方で、チームを支えてきたベテランのダビド・アラバとダニ・カルバハルが、契約満了に伴いフリーで退団することが確定。さらに、ルーカス・バスケスやヘスス・バジェホもすでにクラブを去っており、ディフェンスラインは大きな転換期を迎えている。

(via SPORT)

ピッチ外の真実:フロレンティーノの娘が語る苦悩と家族の絆

選挙の緊張感が高まる中、フロレンティーノ・ペレスの末娘であるマリア・デ・ロス・アンヘレス・“クチー”・ペレスがメディアのインタビューに応じ、父親の素顔と自身の苦悩を赤裸々に語った。彼女は、父が2006年にレアル・マドリードの会長を電撃辞任した日のことを『タクシーに乗っているときにラジオのニュースで知った。その瞬間、パニック発作を起こしてしまった』と振り返り、その出来事が家族にとっていかにショッキングであったかを明かした。

また、彼女はフロレンティーノの娘というレッテルによって、自身の能力を証明する前に多くの扉が閉ざされたと告白。『自分のPR会社を持っていたが、かかってくる電話の多くが私の仕事とは無関係で、父を利用しようとするものばかりだった。だから会社を閉鎖しなければならなかった』と語った。それでも『どんなに誰かの子であっても、自分に価値がなければ意味がない』と前を向いている。

父親については『私は父を偶像化している』と多忙な日々をこなす姿を称賛しつつ、『世間が思っているような派手な人ではない。スイスのグシュタードに別荘を持つこともできるのに持っていない、とても質素な人だ』と語った。2012年に母親のピティーナが亡くなって以降、『孤児になったような深い悲しみ』を乗り越えるため、現在でも家族全員が同じ家で暮らしているという。なお、自身が将来クラブの会長職を継ぐ可能性については『これは家族経営の企業ではない。世間の人々は勘違いしている』と一蹴した。

(via SPORT)