移籍市場動向:モウリーニョの要求と150億円のターゲット

フロレンティーノ・ペレスの勝利が確実視される中、新監督就任が内定しているジョゼ・モウリーニョが、早くも最初の補強要求を突きつけた。ターゲットは、マンチェスター・シティを退団してフリーエージェントとなるポルトガル代表MF、ベルナルド・シウバ(31歳)だ。シウバを巡ってはバルセロナやアトレティコ・マドリードが激しい争奪戦を繰り広げているが、モウリーニョは自身の同胞であり、戦術理解度と経験を兼ね備えた彼が新プロジェクトの即戦力になると確信している。シウバの代理人であるジョルジュ・メンデスはモウリーニョの代理人も務めており、この強力なコネクションがマドリード参戦の大きな武器になると見られている。シウバ本人はワールドカップ終了後に決断を下すとしている。

一方で、ペレスが公約に掲げた「チャンピオンズリーグに出場しているスター選手への1億5000万ユーロのオファー」の正体についても様々な憶測が飛び交っている。当初はパリ・サンジェルマンのヴィティーニャやジョアン・ネヴェス、バイエルン・ミュンヘンのミカエル・オリセ、さらにはエンソ・フェルナンデスやデジレ・ドゥエなどが候補として挙げられており、マドリードの中盤における創造性の欠如を解決するための「銀河系」補強になると予想されている。

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バイエルン&PSGからの警告:スター選手の売却を完全拒否

しかし、ペレスの「1億5000万ユーロ」の公約に対し、欧州のメガクラブから即座に強烈な牽制メッセージが発せられた。

まず、パリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長は、ターゲットと噂されるヴィティーニャとジョアン・ネヴェス(ともに市場価値約1億4000万ユーロ)について、『1億5000万ユーロだろうとそれ以上の金額だろうと、彼らは非売品だ。我々は交渉のテーブルにすらつかない』とマドリード側に非公式に伝達した。ルイス・エンリケ監督のもとでチャンピオンズリーグを連覇し、強固なプロジェクトを築き上げたPSGにとって、中盤の核である両選手を放出する意思は全くなく、ペレスの公約を「チームへの脅威」と受け止めて徹底抗戦の構えを見せている。

さらに、バイエルン・ミュンヘンも同様の対応をとった。フランス代表としてワールドカップに臨むミカエル・オリセについて、ヘルベルト・ハイナー会長が『ミカエル・オリセはバイエルンの選手であり、長期契約を結んでいる。我々は選手を売却するクラブではない。もしフロレンティーノ・ペレスが彼にオファーを送ろうとしているなら、その手間と時間を省いた方がいい。1億5000万ユーロでも、それ以上の金額でも絶対に売らない』と公式に警告した。これにより、マドリードのターゲットは大幅に絞り込まれることになった。

(via Estadio Deportivo / MARCA / Mundo Deportivo)