クロップ&ハーランド獲得公約への否定とリケルメの反論

リケルメの選挙キャンペーンは、目玉公約の発表直後に大きな打撃を受けた。彼がユルゲン・クロップとアーリング・ハーランドの獲得を大々的に発表した数時間後、クロップの代理人やハーランドの父親から『その話はない』と即座に否定のコメントが出されたのだ。この事態に対し、フロレンティーノ・ペレスは『嘘でレアル・マドリードのユニフォームを汚すことは許されない。選挙戦の初めに監督が決まっていると言っていなかったか? 昨夜監督の名前を出したと思ったら、数分後には相手から邪魔をするなと返されている。彼らには手段を選ばない無節操さがある』と痛烈に批判した。

しかし、リケルメは一歩も引かなかった。彼はメディアの前で『私が会長になれば、月曜日からラウルとともにクロップの説得に向かう。彼がマドリードの監督になると完全に確信している』と反論。さらに『私が名前を挙げた選手たちは、必ずレアル・マドリードでプレーすることになる』と強気の姿勢を崩さなかった。また、ペレスがテレビ番組のデマを利用して批判していると指摘し、『討論会を何度も申し入れたが拒否された。私は昔の偉大なフロレンティーノと議論したかったのに、社会的提案が一切ない候補者と向き合うことになってしまった』と失望を露わにした。

(via SPORT)

フロレンティーノ激怒!TV番組での「マンドリル」発言を痛烈批判

選挙戦の最終日、フロレンティーノ・ペレスの怒りの矛先は対立候補だけでなく、人気テレビ番組「エル・オルミグエロ」の司会者パブロ・モトスにも向けられた。事の発端は、同番組にリケルメが出演した際、キャラクターのトランカスとバランカスが架空のクラブマスコットとして「エル・オソ・マドロニート」「ヒネス」「レアル・マンドリル」の3つを提案したことだった。「レアル・マンドリル」はアンチファンがクラブを侮辱する際によく使う蔑称であるが、リケルメは笑いながら『キャンペーン中にマスコットを作ってほしいという提案を受けていた。レアル・マンドリルが一番気に入った』と冗談で返答してしまった。

これを知ったペレスは激怒し、『私はテレビの司会者がショーをするためにユニフォームを提示しているのではない。私は世界最高の選手たちを連れてきている』と一蹴。さらに『我々のエンブレムと象徴に対する敬意を持つべきだ。アンチマドリディスタが選んだようなマスコットで我々を侮辱する司会者と一緒に笑うなどあり得ない。世界で最も重要なクラブを嘲笑おうとしている』と声を震わせた。『レアル・マドリードのユニフォームは嘘で汚されてはならない。我々の象徴は、会長になりたい人間が軽蔑していいものではない。マドリディスタであることは生き方そのものだ』と締めくくり、クラブの尊厳を強調した。

(via SPORT)