ピッチで激怒したベリンガム:守備をサボった主力3人への強烈なお説教
ベリンガムは今や単なる得点源ではなく、チームを背負って立つ絶対的なリーダーとしてその圧倒的な存在感を放っています。
3-0とリードを奪い、勝利がほぼ確実となった後半、チーム全体に明らかな気の緩みが見え始めました。特に後半の残り20分間、マラガにカウンターを許した局面で、前線のヴィニシウス、エムバペ、そして新加入のディオマンデの3選手が守備の戻りを怠り、ピッチを歩いている様子が散見されました。
この状況に猛烈な怒りを示したのがベリンガムでした。ピッチ上でこのスター選手たちに向かって激しいジェスチャーを交え、猛烈な大声でお説教を浴びせ、守備への帰還を激しく要求したのです。
ベリンガムは試合後の公式テレビで、前半のパフォーマンスについては『前半は完璧な内容で素晴らしいゲームだった』と手応えを語りつつも、『だけど、最後の20分間は最悪のクオリティだった。なぜそうなってしまったのか分からないが、到底納得できるものではなかった』と、大勝にもかかわらず一切の妥協を許さない極めて厳しい自己批判を展開しました。
モウリーニョ監督もこのベリンガムの妥協のない姿勢を強く支持しており、会見で『ジュードは自分自身だけでなく、チームメイトに対しても極めて高い要求を持っている。そのリーダーとしてのあり方が本当に気に入っている。私のサッカースタイルにおいて、彼を左サイドバックのヘルプ役に奔走させるような守備的タスクからは解放した。彼はもうその必要がないと理解しており、最高に快適にプレーしている。彼こそバロンドールに値する偉大な男だ』と熱く称賛を寄せました。(via ElDesmarque)
「不人気な男」カマヴィンガへのブーイングとモウリーニョによる全力擁護
この試合で最も複雑な空気に包まれたのが、中盤の底に起用されたエドゥアルド・カマヴィンガのパフォーマンスでした。
カマヴィンガは相手を圧倒するフィジカルが陰を潜め、ビルドアップの局面で不用意な横パスやミスパスを連発し、危機を招く場面がありました。その際、スタンドの一部から激しい指笛やブーイングを浴び、窮地に立たされました。世間ではマドリー退団の噂すら取り沙汰されている苦しい状況です。
しかし、モウリーニョ監督は愛弟子の奮闘を全く別の視点から評価し、会見でメディアに向けてこう擁護しました。
『世間からあまり愛されていない、評価を低く見積もられがちな男であるカマヴィンガだが、今日の彼は本当に素晴らしい試合をした。私は彼の今日のピッチ上での回答に非常に満足している。フェデやベルナルドだけではない。彼のような選手が泥臭くコミットしてこそ、チームは機能するのだ』
この指揮官からの厚い信頼と全力のバックアップが、今後のカマヴィンガ再生への大きな鍵となることは間違いありません。(via SPORT)