ルーカス・セペダの過酷なチリ代表遠征とエルチェ復帰
🇨🇱 23歳のチリ代表アタッカー、ルーカス・セペダにとって、今回のFIFAパウ(国際Aマッチ期間)はチリメディアから「修羅場」と表現されるほど試練の連続となりました。
チリ代表の招集メンバーの中でいち早く現地に乗り込んだセペダでしたが、初戦のカナダ戦で先発出場したものの前半35分にアクシデントに見舞われました。相手選手ラリケアとの競り合いの中で、セペダのスパイクが不運にも相手の顔面にヒットしてカットさせてしまい、一発退場処分となりました。チームが0-1で敗れただけでなく、この退場処分により2戦目のアメリカ戦(2-4で敗戦)は出場停止となりました。
さらにアメリカ戦後のトレーニングでは、中盤のマルセリーノ・ニュニェスと激しい意見対立が発生しました。主将のガブリエル・スアソは『10秒もかからない程度の言い争いで、ニュニェスがもっとシュートを打つよう求めたのに対して答えただけ』と鎮火を図りましたが、ニュニェスはその直後に代表を離脱するという後味の悪い展開となりました。
そして第3戦のメキシコ戦(2-0勝利)では、セペダの出場はアディショナルタイムの91分からの僅か数分間に留まりました。これに対し、かつてコロコロで同僚でありエルチェ移籍の仲介も務めた元チリ代表アルトゥーロ・ビダルがTV生放送で激怒し、ニコラス・コルドバ代表監督を痛烈に批判しました。
『91分に選手を交代させるなんて正気か。少しはリスペクトを持て。自分ならそんな扱いをされたらどうするか言わないでおく』『わずか4分間プレーさせるためにわざわざ長距離を移動させたのか』
こうした災難続きの代表遠征となったセペダですが、エルチェにとっては非常にポジティブな側面もあります。代表での実戦プレー時間が合計で約40分程度に留まったため、フィジカル面の消耗や疲労がほとんどありません。
中断期間直前のエスパニョール戦でアンセルミ体制初勝利の立役者となったセペダは、水曜日中にエルチェへ戻り、木曜日からの全体練習に合流する予定です。日曜日のセルタ・デ・ヴィーゴ戦までに最大3回のトレーニングセッションをこなすことが可能であり、コンディション万全でセルタ戦に臨む見込みです。 (via SPORT)