後半83分のペナルティ疑惑に怒り爆発、キケ・サラスと指揮官が判定を猛批判

1-3で迎えた後半83分、試合の行方を大きく左右する決定的な判定が発生しました。

右サイドからのフアン・イグレシアスのロングスローの流れから、ペナルティエリア内でルーズボールを追ったキケ・サラスがアトレティコのモルテン・ヒュルマンドに先んじてボールにタッチ。直後、ヒュルマンドがボールをクリアしようと振り抜いた足が、サラスの右足を背後から明確にキックしました。

キケ・サラスはたまらず転倒し、セビージャのイレブンとサポーターは一斉にペナルティキックを要求。主審のハビエル・アルベローラ・ロハスは耳のレシーバーに手を当ててVAR室からの交信を待ちました。しかし、驚くべきことにVAR室のハビエル・イグレシアス・ビジャヌエバは「十分な接触ではない」と判断。主審はピッチ脇のモニターを確認することすらなくプレー続行を命じ、決定的な追撃のチャンスは泡と消えました。

試合後、キケ・サラスはこの理不尽な判定に対して不満を隠さず、以下のように怒りを露わにしました。

『自分が先にボールに触って、後ろから彼に蹴られたのは間違いない。そうでなければ絶対に倒れたりしない。審判は十分な接触ではないと言ったようだが、なぜVARでちゃんと映像を確認しなかったのか理解できない。明らかに激しい接触があったし、あの状態からプレーを続けるのは不可能だった。この判定には全く納得がいかないが、サッカーの一部として受け入れるしかない。それでも、あのペナルティが決まっていれば、残り10分で2-3となり、チームは勢いに乗って同点や逆転まで狙えたはずだ。本当に悔やまれる。アトレティコが我々を圧倒していたとは思わない。前半はプレスがはまらず苦労したが、後半は素晴らしいファイトを見せて、最後まで戦い抜いたのだから』。

さらに、ルイス・ガルシア・プラサ監督も試合後に大激怒。疑惑という言葉すら否定し、審判団の対応を痛烈に皮肉りました。

『疑惑なんかではない。はっきりとペナルティだったと言ってくれ。前節の試合で退場処分を巡ってあんなに大騒ぎされ、まるで我々が歴史上最も判定で得をしているチームであるかのように叩かれたのだから、今日のこの明らかなファウルこそペナルティキックとして判定されるべきだ。審判技術委員会が、あのお馴染みの番組でこのシーンを取り上げて、ペナルティだったと公式に認める解説ビデオを公開してくれることを心から期待しているよ』。

判定による不利益を強く訴えたセビージャですが、試合の結果が変わることはなく、悔しい敗戦を受け入れることになりました。(via MARCA / Estadio Deportivo / ElDesmarque / AS)