ミゲル・シエラがプロ初ゴール!クラブ史に刻む22歳の大記録を樹立
この暗い夜において、唯一無二の輝きを放ったのがカンテラーノの極上アタッカー、ミゲル・シエラです。
開幕からチームを牽引し続けてきた22歳の若武者は、この大一番でも右サイドから果敢な仕掛けを繰り返し、アトレティコの左サイドを幾度となく脅かしました。そして後半68分、左サイドのスアソからのクロスがペナルティエリア内にこぼれた瞬間、野生的な勘で反応。見事なハーフボレーを放ち、守護神ヤン・オブラクのセーブを破ってゴールネットを揺らしました。これがシエラにとって記念すべきプロ初ゴールとなります。
この得点はクラブ史にも残る大記録となりました。22歳46日でのラモン・サンチェス・ピスファンにおけるラ・リーガでの得点は、2024年12月のセルタ戦でマヌ・ブエノが20歳140日で記録して以来、セビージャにおけるホーム最年少得点記録となりました。
試合を通じて孤軍奮闘したシエラは、後半終了間際にピッチに倒れ込み、ふくらはぎの痙攣によってアルフォンと交代するまで、その持てるすべての体力をピッチに置いていきました。ベンチに下がる彼に対し、本拠地のサポーターは立ち上がり、万雷の拍手とスタンディングオベーションを贈りました。
プレシーズンでチーム最多の3ゴールを挙げていたシエラは、開幕戦のラージョ戦でPKを誘発し、続くアスレティック戦では相手ディフェンダーのユーリの早い時間での退場劇を引き起こすなど、その能力をいかんなく発揮。オソがフランスへと去り、バルガスが干され、ウイングが圧倒的に不足する状況の中、完全にチームを背負って立つ絶対的な存在へと急成長を遂げています。幸いにも、クラブはすでに彼との契約更新をしっかりと完了させています。(via AS / Estadio Deportivo / ElDesmarque / SPORT)