元所属GKが語るウー・レイの絶大な影響力
かつてエスパニョールのゴールマウスを守ったGKロベルト・ヒメネスが、ポッドキャスト番組に出演し、元中国代表FWウー・レイがクラブにもたらした異次元の影響力について語りました。
ウー・レイは、チェン・ヤンション前会長がスポーツ面および商業面の拡大を狙って上海ポートから獲得した選手です。加入1年目はリーグ戦16試合(うち先発12試合)に出場して3ゴールを挙げ、そのうちの1つはクラブを13年ぶりのヨーロッパリーグ出場へ導く決定的なゴールとなりました。2年目はチームが2部へ降格する厳しいシーズンとなりましたが、バルセロナ相手に土壇場で劇的な同点ゴールを決めるなど、ファンの記憶に残る活躍を見せました。2部では控えに回ることが多く、1部昇格を見届けた後に古巣の上海ポートへ復帰しています。
ロベルト・ヒメネスは当時のウー・レイの熱狂ぶりについて、次のように振り返っています。
『私たちのチームでの彼の選手としてのレベルには見合っていませんでした。もちろん、彼は非常に優れた特徴と素晴らしい才能を持った良い選手でしたが、私たちの国では彼よりはるかにメディアへの影響力を持つ素晴らしい選手たちに囲まれていたため、私たちがどこへ行っても起こる熱狂ぶりは、彼の実力に釣り合うものではなかったのです。まるでブラッド・ピットと一緒にいるような感覚でした』
ウー・レイの影響力は完全に中国のファンに向けられたものであり、チームの遠征先では彼との写真撮影やサインを求める中国人ファンでホテルが溢れ返っていたという、異例のエピソードが明かされました。
(via SPORT)